気分はもうトップラリースト！　GRヤリスにWRCドライバーの名を冠した特別仕様が登場！

　トヨタが東京オートサロンでまさかのサプライズ！　人気のスポーツ4WDマシン「GRヤリス」に、ラリージャパンで活躍した2人のドライバーの名を冠した特別仕様車を発表したのだ！　既存モデルと一線を画すまさかの特典も付くようだ！

文と写真／ベストカーWeb編集部

■4WDにオジェ／ロバンペラの専用モードが付く！

　トヨタのGRブースでヴェールを脱いだのは、GRヤリスRZ ハイパフォーマンス セバスチャン・オジェ・エディション・コンセプトと同カッレ・ロバンペラ・エディション・コンセプトという2台。

　車名の由来だが、トヨタGAZOOレーシング・ワールドラリーチームのドライバー、セバスチャン・オジェ選手とカッレ・ロバンペラ選手の名前を冠したものだ。二人とも、2022年11月に開催されたラリージャパンでも大暴れを演じてくれたから、記憶に残っている人も多いはず。

　肝心のクルマだが、GRヤリスRZにハイパフォーマンスの装備を追加し、さらに、専用外板色やエアロパーツを加えたもの。ステージ上ではロバンペラ仕様はラリーデカール、オジェ仕様はガンメタリック調にカラーリングされていた。

　注目の中身だが、エンジントルクが390Nmまでアップが施されるほか、4WDモードセレクトスイッチに、オジェ選手とロバンペラ選手それぞれがセッティングした独自のモードが追加されているようだ。WRCと愛車を繋ぐ素晴らしいアイデアだといえそうだ。

　加えてこのクルマの購入者には、トヨタGAZOOレーシング・ワールドラリーチームのパートナーとして素敵な特典も用意されるらしい。詳細は未定だが、WRC競技車両へその証の掲載、セバスチャン・オジエ選手・カッレ・ロバンペラ選手との懇談機会などが提供されるようだ。ラリーファンにはわくわくする施策といえよう。

「オジェ・ディション」「ロバンペラ・エディション」の販売台数や販売手法についてはいまのところ未定。大注目のクルマだけに、続報があればお伝えしたい。