これまでジムニーをベースにニューレトロカスタムをリリースしてきたダムドが、東京オートサロンに放つ新作コンセプトカーは、なんとジムニーベース2台、ハイエース1台、アトレーベースが2台の計5台の新作コンセプトカー! 北館9ホールのダムドブースが見逃せない!
文/ベストカーWeb編集部、写真/DAMD
■ジムニーカスタムといえばDAMD!
これまでリトルDやリトルGなどジムニーのスタイリングキットをリリースしてきたダムドは、今回の東京オートサロンに5台の新作コンセプトカーを初披露する。
今回発表するジムニーの新作コンセプトカーは、これまでとはまったく違うスペシャルな作品で、2024ジムニーカスタムのテーマが『ヨーロピアン マスターピース』。 1980年代を彩ったヨーロピアンスポーツの2台をオマージュし、ジムニーで蘇らせたのだ。
まずはその名も「リトル5(サンク)」。ルノー5ターボは1970年代末、ルノーがWRCグループ4に参戦するためにホモロゲーションモデルとして登場。そのルノー5ターボをオマージュして製作されたのがこのリトル5だ。
さすがに細部までこだわるダムドだけにクオリティは半端じゃない。ジムニーシエラをベースに、エナメル塗装のソリッドブルーのボディカラーをはじめとして、角2灯のヘッドライト、アンバーの角型フォグランプ、マットグレー仕上げのAピラー部分など、5ターボと実によく似ている。
もちろん市販前提に作られており、グリルやオンロードバンパーは純正と同じ開口で強度は問題ないとのこと。極めつけはボディ同色のブリスターフェンダーだ。
純正品を取り替えて装着するブリスターフェンダーはサイド面までつながる造形を意識し、リアフェンダーは境界線がわからないようにするなど仕上がりに対するこだわりは半端じゃない。後部のダクトは、射出設計で完全別設計としたため、リアから見るとワイド感がたまらない。
そのほか、無段階に調整でき、直角に立てられるウイングやつなぎめのないサイドステップ、後付け感をなくしたサイドマーカーなど細部までこだわりをみせる。ボディサイドのNON TURBOステッカーはご愛敬だが、ここまでやっちゃうダムドクオリティが素晴らしい!
さらに、WRCのホイールといえばOZ! なんと今回、ダムドはイタリアのホイールメーカー”OZ Racing” 社と正式なコラボレーションし、不朽の名作ホイール Rally Racingを当時のレトロデザインで復刻したのだ!
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