新型フィット初公開&来年2月発売!! 新しい“ホンダらしさ”動き出す!!!【東京モーターショー2019】

 日本生まれのコンパクトカーの革命児が、新型モデルになって世界初公開!!

 2019年10月23日、「東京モーターショー2019」にてホンダが新型フィットを世界初公開。

「日本の底力、日本だからこそ作れる新しい価値を、日本から世界のお客様に向けて発信してゆく。東京モーターショーとは、そんな場所であるべきと私たちHondaは考えています」

 ホンダの八郷隆弘社長の力強いコメントとともに、ホンダのプレスカンファレンスが幕を開けた。

 その目玉が、通算4代目となるベストセラーコンパクトの新型フィット。2002年に当時、33年連続No.1に輝いていたトヨタ カローラを破り、販売台数No.1に輝いた大ヒットモデルの発進とともに、新たな時代を戦うホンダの未来が見えてきた。

文:ベストカーWeb編集部
写真:編集部、Honda

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新型フィットは2020年2月発売決定!

2020年2月発売予定の新型フィット

 2001年の初代モデル発売から18年。現行モデルまで3代にわたってモデルチェンジを重ね、平成を代表する国産車へと成長したフィットにとって、令和初となるニューモデルが初披露!

「コンパクトカーに求めるものが特に厳しい日本市場で認められてこそ、新しい時代のスタンダードになる」(八郷社長)という想いのもと、ここ日本で世界初公開となった。

 新型フィットは、ユーザーの使いやすさに注力し、「心地よい視界」、「座り心地」、「乗り心地」、「使い心地」という4つの心地よさをテーマに開発。

 公開された実車を見ると、基本フォルムこそ従来型に近いものの、フロントマスクは従来型のシャープな印象とは異なり、初代・2代目に通じる親しみやすいデザインに変わった印象で、細くなったAピラーにも、良好な視界を確保する開発陣の努力が滲む。

 また、既報のとおり、通算4代目となる新型フィットは新たなハイブリッドシステムを搭載。同システムは、従来の1モーターであったシステムに替わり、よりモーターの存在感が大きい2モーター式のハイブリッドを搭載。

 同システムは、すでにインサイトなど主力車種に搭載済の2モーターハイブリッド「i-MMD」をベースとしながら、コンパクトカーである新型フィットへの搭載を見据え、より小型・軽量化を図ったリチウムイオンバッテリーを搭載。今後は同ハイブリッドを「e:HEV」と定め、新世代ユニットとして展開していく。

 詳細スペックなどは明かされなかったが、この1.5Lハイブリッドに加えて、1.3Lのガソリンエンジンも設定される見込みだ。

 さらに、標準型に加えて、「クロスター」も同時に公開。こちらはトレンドとなっているクロスオーバーSUV的なテイストを持つ1台となる。

 注目の日本発売時期については、2020年2月の発売が決定。日産のノートやトヨタの新型ヤリスなど強豪を破り、登録車販売No.1奪回を目指す。

ホンダeや“働くバイク”も世界初公開

左からHonda eと電動バイクのBENLY e:、 GYRO e:

 このほか、四輪では電気自動車の「Honda e」が日本初公開。

 Honda eは、画期的な後輪駆動の小型EVとしてホンダにとって、電動化の新たな可能性を示す切り札的存在となるだけに注目の1台。

 これまで量産化されていた国産EVにはない、リアエンジン・リア駆動(RR)の後輪駆動として走りに関しても新たな感覚を提供してくれそうなHonda eは、2020年の日本発売がアナウンスされている。

 四輪モデルでは、ほかにも北米で先行発売されている新型アコードを日本初公開。こちらも新しいハイブリッドセダンとして、日本で2020年に発売予定だ。

北米で先行発売されていた新型アコードもいよいよ日本初公開!

 また、クルマだけでなくバイクでも新しい電動モデルを世界初公開。

 ホンダの“働くバイク”といえば、二輪スクーターの「ベンリィ」とスリーター(=前1輪、後2輪の三輪バイク)「ジャイロ」がお馴染みだが、その電動モデルとして「BENLY e:」、「GYRO e:」を世界初公開。

 ともに着脱式の「ホンダモバイルバッテリー」が搭載可能で、事業主などユーザーが簡単にバッテリーの充電・交換が可能となっている点がトピック。BENLY e:は2020年春発売予定だ。

 こうした新しい“働くバイク”の登場で、日常の景色も少し変わってくるかもしれない。

新たな時代へ向けた「ホンダらしさ」とは?

世界選手権参戦60周年展示。今季F1で優勝したレッドブルRB14(2019年カラーリングモデル)も展示される

「ホンダならではの新しい価値を提供する」

 そんな八郷社長の言葉を具体的に示す技術が、「Honda e:TECHNOLOGY」と名付けられた一連の電動化技術。

「2030年までにグローバルで四輪車販売台数の3分の2を電動化する」という目標を実現化する切り札が、まさに新型フィットに搭載されるハイブリッドの「e:HEV」となる。

 これに加えて、電動化の鍵となるのが、Honda eを始めとしたピュアEVやベンリィやジャイロといった“働くバイク”の電動化。

 こうした新しいモデルが、人々をワクワクさせる、これからの「ホンダらしさ」の鍵となりそうだ。

 最後に八郷社長は「今後、ホンダはモータースポーツ活動にチャレンジを続けていく」とコメントした。

 2019年はマン島TTレースに始まるホンダのモータースポーツが、世界選手権に参戦してからちょうど60年の節目。ブースには60周年を記念して歴代のF1マシンも展示される。

 F1では今季、2006年以来となる久々の優勝をあげたが、モータースポーツにおいても継続的にチャレンジし、今後も“ホンダらしさ”を発揮することに期待したい。

新型フィットと八郷社長

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