ジムニー納車待ちまだ1年以上!? 中古車市場はどうなっているか?

中古車市場でのジムニーの相場いかに? 

 それでは現行型ジムニーの中古車事情を見てみよう。

 現在現行型ジムニーの中古車の流通台数は約225台。この3カ月間の流通台数は200~235台の間で推移している。

 そして中古車の平均走行距離は約1000kmと横這いで推移している。そして平均価格の推移だが、3カ月前の時点は約221万円。

 9月末に215万円まで値落ちが進んだものの10月に入ると再び値上がりとなり、現在は約224万円まで平均価格は上昇しているのだ。

 約220台流通している現行型ジムニーの中古車のうち約100台は走行距離500km未満のいわゆる未使用中古車となっている。

 その走行距離500km以下の中古車の価格帯を調べてみると、リフトアップなどのドレスアップ車や修復歴車を除いた価格帯は約169万円~約245万円となっている。

 グレードでは最上級グレードのXCが最も多く、約60台でそのうち18台がMT車。現行型ジムニーの中古車ではAT車が優勢となっている。

丸目ヘッドライトもジムニー人気の理由の一つ
丸目ヘッドライトもジムニー人気の理由の一つ

 これはこれまでのジムニーユーザーだけでなく、細マッチョなボディデザイン、そして丸目ヘッドライトの愛らしいフロントマスクによってユーザー層が拡大したことを示していることを表しているのだろう。

旧型車の中古車価格は下がっているのか

 現行型ジムニーの中古車がプレミアム価格になるほど人気なのだから、旧型となったジムニーの中古車相場は下がっているはずと思う人は多いだろう。

 それもそのはず、一般的には世代交代となるフルモデルチェンジを行うと先代モデルの中古車相場は下がるからだ。

 しかし、ジムニーをはじめ、トヨタランドクルーザーなどはモデルチェンジしても、旧型となった先代モデルはほとんど影響を受けないのである。

3代目ジムニー
3代目ジムニー

 約20年という長い期間販売されていた先代ジムニーの中古車事情を見てみると、流通台数は約2100台と非常に多く、平均価格は3カ月前の約80万円から9月上旬に約84万円まで値上がりし、現在はその水準をキープしている。

 つまりフルモデルチェンジ後の値落ちから早くも値上がりそして高値安定状態に突入しているということになる。

 昭和に発売された先々代ジムニーの中古車の平均価格は当面の底値に達しているようで、約59万円で横這いだ。

2代目ジムニー
2代目ジムニー

 20年以上前に販売されていた軽自動車の中古車が現在でも平均価格約59万円ということだけで、ジムニーの根強い人気がうかがえる。

人気車を早く手に入れたい場合はどうするべきか

 ジムニーに限ったことではないが人気車の場合、納車までの期間が長くなる傾向は多い。

 その場合、多少多くのお金を払ってでも一秒でも早く乗りたいという人で、自分の欲しい仕様のクルマが流通しているのであれば、未使用中古車などは自分の欲求を叶えてくれる一つの方法なのでオススメだ

 【画像ギャラリー】歴代のジムニーをみる!! 

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