RX-7の中古車事情をみる
RX-7はロータリーエンジンを搭載したピュアスポーツカーとして(クルマ好きのあいだで)非常に人気が高く、アニメの影響を考慮しなくても値上がりしている車種の一台だ。
作中で安室透氏の乗っているRX-7は1997年のマツダRX-7になってからのモデルのようなので、中古車相場は1997年以降のマツダRX-7に絞ってみる。
現在、RX-7の中古車は約133台流通している。直近の3カ月で最も少ない時で114台なので、大体約115台から約130台で安定している。
平均価格の推移をこの1年で見てみると、1年前の平均価格は約255万円だった。その後値上がりし、2019年12月に直近の最高価格である約306万円を記録。
その後しばらくは横這いで推移していたが、2020年3月に大きく値落ちし、現在は反発して約287万円となっている。一時期よりは多少は下がったとはいえ、1年で約23万円も値上がりしているのだ。
安室透の愛車 RX-7は買えるのか?
現在、RX-7の中古車の価格帯は約135万円~約985万円と新車時価格を大きく上回るプレミアム価格の中古車も流通している。
安室透の愛車は白のRX-7。RX-7に設定されている白系のボディカラーはピュアホワイトか限定車タイプRZのスノーホワイトパールマイカだが、残念ながらタイプRZの中古車は全く流通していない。
そこでピュアホワイトに絞って検索すると、ヒットしたのは約32台で、価格帯は約149万円~約985万円で、最上級グレードだったタイプRSの新車時価格384万8000円を超える物件も9台も流通しているのだ。
そのうち「バリモノ」と言える最良品の走行距離5000km、タイプRBが約500万円。また最終モデルのスプリットRタイプAで走行距離7000kmの中古車はなんと985万円で約1000万円とプライスが付いている。
安室透が乗る白いFD3SのRX-7の良品中古車を購入するには予算500万円は必要ということだ。
生産終了となってからすでに18年が経過したモデルだけにこのような中古車が市場に流通するのはもうないかもしれない。そう思うと流通している今が買い時となるのだ。
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