え、これ買っても大丈夫? 日産リーフの中古車相場と注意点

車両本体価格が50万以上の初代リーフの中古車

50万円以下のリーフは初期モデルがほとんど。それに対し50万円を超える場合は、コンディションにより値付けがされる傾向にある

 中古車情報を見ると170万円くらいから「3年落ち走行2万kmでプロパイロット付き」という現行リーフが流通している。この点を踏まえると初代リーフの中古車に出せる金額は車両価格120万円くらいが上限だろう。

 そう考えると50万~120万円の初代リーフを買う際にはマイカーで動く行動範囲を頭に入れたうえで、購入対象は70万円程度から流通している自動ブレーキ付きの後期型が基本だと思う。

 そこに前述した50万円以下の初代リーフを選ぶ際の折り合いに「24kWhか30kWhか」というバッテリー容量も加えて、納得できるものを選ぶといいだろう。

現行リーフ

現行リーフにはNISMOが設定されている。出回っている中古車が少ないので高値安定傾向にあるという

 現行リーフは前述した標準モデルに加え、バッテリー容量62kWhのe+も「1年落ち走行1万kmのプロパイロット付」というスペックで270万円程度から流通している。

 現行モデルで200万円から300万円の中古車価格なら、使い方さえよほど想定と違っていなければ値落ちがひどくても買ったときに安かったぶんで納得できると思う。

 また今のところ現行リーフの中古車の多くは日産ディーラーものなので、保証なども心配ないだろう。そのあたりを総合すると、クルマの使い方が電気自動車で問題ないなら現行リーフの中古車も十分アリな選択肢だ。

まとめ

 中古リーフは、「使い方を明確にして、中途半端な買い方をしなければアリ」というのが結論だ。

 自分の使い方が合致すればリーフ本来の快適性や走行性能の高さといった魅力を味わいながら、楽しく潤いのあるカーライフが送れるのではないだろうか。

リーフは電気自動車であると同時に給電装置としても有効活用できる。余裕があるなら、いざいという時のために購入するというのもあり

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