例えば、予算200万円でクルマを買うとしたら、あなたはどんなクルマを選びますか?
おおよそ200万円で買える新車というと、国内での売れ筋は、コンパクトカーのフィットやヤリス、シエンタ、SUVではライズやロッキー、ジムニーシエラ、などが挙げられます。
これらのクルマは、もちろん素晴らしい性能や使い勝手をもっているクルマですが、「他人と違うクルマが欲しい!」「もっとおしゃれなクルマがいい!」という方には、中古の輸入車をおススメします。
中古の輸入車は、新車からの値落ち幅が大きいため、意外と割安。本記事では、中古車3年落ち以内、という条件のもと、流通が多くて人気の中古の輸入車を5つ、ご紹介します。
文:吉川賢一、写真:BMW、VW、プジョー、ルノー、メルセデスベンツ
【画像ギャラリー】予算200万円買える人気輸入中古車たち、続々登場!!
VWポロ「ドイツ流の質実剛健なクルマ。安心感は桁違いに高い」
初代ポロが誕生したのは、なんと1975年。ポロは、実に半世紀近い歴史をもつ、フォルクスワーゲンのコンパクトカーです。
現在、日本で売られているモデルは、2018年にデビューした6代目。
このモデルから、車型を横断して共通部品を組み合わせる「MQB」が採用されたことでひと回り大きくなり、全長は4075ミリと比較的コンパクトながらも、全幅1750ミリの3ナンバーサイズとなり、立派なクルマとなりました。
ボディタイプはハッチバックで、エントリーグレードは新車価格でも265万円ですが、中古車だと最上級グレードのTSIハイラインが、1年落ちで200万円を切るようになりました。
ドイツ車らしく、高い剛性感としっかりとした走りで、同社のゴルフと比較してもそれほど引けを取らない、とてもお買い得なクルマだといえます。
余談になりますが、4代目・5代目のポロには「クロスポロ」という派生車がありました。この流れをくんでいるのが、いま空前の大ヒットをしているVWのコンパクトSUV「T-Cross」です。
ルノールーテシア「(海外名)クリオは欧州でベストセラーモデル」
海外では「クリオ」という車名で販売されており、2019年にはフランス本国で、四輪車の(車名別)販売台数ランキング1位を獲得するなど、主に欧州地域で絶大な支持を得ているクルマです。
欧州では、2019年5月に5代目クリオへとモデルチェンジをしていますが、ここ日本では、2012年(日本では2013年)に発売開始された4代目ルーテシアが現在も販売されています。
この4代目ルーテシア、1年落ちの中古車が200万円を切る価格で流通し始めました。
日本車にはないシャープなデザインとコンパクトなボディに加え、パワフルな1.2Lの直噴ターボエンジンと6速EDCによる走りは、痛快そのもの。街であまり見かけないコンパクトカーという意味でもおすすめです。
ちなみにもっとスピードが出したいカーマニアには、1.6Lの「ルーテシアRS」という選択肢もありますが、200万円台後半となってしまいます。
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