メルセデスベンツAクラス「直進性の良さときびきびとしたハンドリングを持つ」
国内市場では、2018年10月に発売開始された4代目Aクラス(W177型)が現行モデルですが、中古車として多く出回っているのは、2012年から発売されていた3代目Aクラス(W176型)。
初代、2代目とはうって変わり、全高を下げ、ゴルフと同じ欧州Cセグメントのハッチバックになったのがこの3代目からです。
メルセデスといえば、どっしりとした安定性重視の乗り味をイメージされる方が多いでしょうが、Aクラスは、直進性の良さときびきびとしたハンドリングを持ち合わせています。
ただし、AMGのようなスポーツモデルでないベースモデルであっても、なかなかスポーティな乗り心地をしています(だいぶ固め)。良い意味で、メルセデスの乗り心地のイメージを破っていました。
3年落ち(2018年登録)であれば、200万円を切る価格でAクラスを買うことができます。ブランドイメージもよく、一度はメルセデスを経験しておきたい、といった方にもお勧めのモデルです。
BMW 1シリーズ「狙いドコロは1世代前の後輪駆動車!」
2019年9月に3代目へとモデルチェンジしたBMW1シリーズ(F40型)。このため、中古車市場には、2代目(2011~ 2019)までが多く出回っています。
この1シリーズで特筆すべきは、2代目まではFRだった、ということ。エントリーモデルながら、後輪駆動のBMWを味わうことができるクルマです。
3年落ち(2018年登録)であれば、200万円を切る価格で1.5Lガソリンエンジンの118iが多く出ています。
また、2.0Lディーゼルエンジンの118dも、200万円以下であります。このディーゼルエンジン、レスポンスの良さと低回転でのトルクの太さ(最大トルク32.6kgm(1500-3000rpm))によって、スポーツカー顔負けの速さを体感することができます。
ちなみに、2代目はハッチバックのみですが、初代モデルにはハッチバック(2004年~2011年)に加えてクーペとカブリオレ(2008~2014)が用意されていたのも特徴。
多少年式はさかのぼることになりますが、程度のいい中古車が手に入るうちにこれらに乗ってみる、という選択もアリでしょう。
プジョー2008「おしゃれなフランス製SUV」
プジョーが、長年のコンパクトカーの開発技術を生かして作ったのが、コンパクトSUV「プジョー2008」。
2013年の発売後、欧州市場を中心に大ヒットしており、プジョーのラインアップの中で、208に続き、2番目に売れているメジャーモデルです。
全長4159mm×全幅1739mm×全高1556mmという、ほど良いサイズ感のボディに、都会的なデザインをまとったエクステリア、特徴的な小径ステアリングホイールの効果もあり、インテリアもスポーティな雰囲気を感じられます。
どちらかというと、デザインはドイツ車のようながっしりとした雰囲気があり、フランス車特有の「クセ」のようなデザインが少ないため、日本人もすんなり受け入れられると思います。
新車価格は275万円からとやや高めですが、中古車市場ではすでに1年落ちモデル(2019年式)が200万円を切る価格で出ています。「周りと違うコンパクトSUVがいい」という方におススメです。
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