ダイハツタント中古戦線事情!! 元祖スーパーハイト系が超狙い目!??

■新車コンディションも多数流通! 魅力の最新中古車事情

 現行型タントの中古車の流通台数は販売開始からわずか1年ながら、すでに約3100台と非常に豊富。3カ月前の2020年6月時点が約2700台だったので、この3カ月の間に約400台も増加している。流通している中古車の平均走行距離はこの3カ月の間、1000km付近で横ばいとなっているものの、中古車の平均価格は3カ月前の約153万円から、約150万円と軽自動車としては大幅な値落ちを記録している。

 現行型タントの中古車の年式と走行距離の分布を見てみると、2019年、2020年式で走行距離500km以下といういわゆる未使用中古車がなんと約1860台。つまり約59.7%がほぼ新車に近いコンディションの中古車となっていることがわかった。

 現行型タントの中古車の価格帯は約80万~約228万円で、100万円以下の中古車もすでに約35台流通しており、そのほとんどは走行距離が二桁のいわゆる未使用中古車となっているのが特徴だ。

運転席の上下調節機能とチルトステアリングはオプションとなっているが、Xセレクションでは標準装備となっていて
シートアレンジの自由度の広く、こんなリラックスした過ごし方も可能だ

 流通しているタントの中古車のグレード構成を見てみると、最も多いのが、標準車の「X」で約730台。価格帯は約90万~約178万円となっている。次いで多いのが、パワフルなターボエンジンを搭載した最上級グレードである「カスタムRS」の約660台。価格帯は約120万~約228万円となっている。そして第3位が、カスタム系の売れ筋グレードである「カスタムX」の約524台で、価格帯は約116万~約200万円だ。

 2019年に設定されたセレクション系では、標準車の「Xセレクション」が約201台で価格帯は約115万~約152万円。「カスタムXセレクション」が約130台で価格帯は約120万~約185万円。そして「カスタムRSセレクション」が約85台で価格帯は約156万~約216万円だ。

 さらに2020年6月に追加された「Xスペシャル」も約20台流通しており、価格帯が約120万~約150万円となっており、ほぼ新車に近いコンディションながら割安感が高くなっている。

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 こういった未使用中古車は割安な価格は魅力だが、ボディカラーやグレード。オプション装備など自由に選べないというデメリットもある。しかし、現行型タントの場合はオプション装備も充実している中古車が多く、ボディカラーやグレードも多彩なので、積極的にこのような未使用中古車を狙うほうがお買い得感は高い。

 軽自動車の場合は、こういった割安で高品質な未使用中古車を狙って購入するリピーターも増えており、すでにスタンダードといえる購入法なのだ。しかもタントの場合、流通台数が多いので自分の好みにあったクルマが見つけやすいのも魅力だ。

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