日産 エルグランド 10年目の改良モデルは10月12日デビュー! ついに価格判明!!

 10年目の大型改良で元祖高級ミニバンが進化!

 9月10日に、特設サイトがオープンし、今秋マイナーチェンジすることが明らかとなった日産 エルグランド。

 ここまでその詳細は未発表だったが、独自取材によりついに概要が明らかに! 注目の発売日や価格は? 遠藤徹氏が解説する。

文:遠藤徹/写真:NISSAN

【画像ギャラリー】10年ぶりのビッグマイナーチェンジ! エルグランド歴代モデルを写真で振り返る


■エルグランドはビッグマイナーチェンジモデルでどう変わる?

現行型にフルモデルチェンジされてから10年目。今秋ビッグマイナーチェンジを迎える日産 エルグランド

 日産は10月12日、ラグジュアリーミニバン「エルグランド」をビッグマイナーチェンジする。

 現行モデルの登場が2010年8月4日であるから、実に10年ぶりの大幅な改良となる。今回は内外装のデザイン変更、安全対策強化、グレード&ボディカラーのラインアップ再編など。エンジンなどメカニズム面の大幅な手直しはない。

 エクステリアデザインはフロントマスクをガラリと変える。グリルは現行の太い横線の大型逆台形グリルからセレナ的なメッキ板をラウンドさせたVモーション大型タイプに切り替える。

 ヘッドランプは僅かな手直しにとどめる。全体的にセレナのイメージを引き継ぎ、ひと回り大きくしたようなフロントボディシェルで仕立てる。

 インテリアはインパネ回り、シート地を変更し、より高級感のある材質、意匠を強調。インパネ中央部分には従来の8から10インチに拡大したナビ画面を採用、見やすく操作性の向上を図る。

 安全装備では360度ビューモニター、インテリジェントFC(前方衝突予防警報)、BSW(後側方車両検知警報)、スマートミラーなどを標準ないしはオプション設定する。日産得意のプロパイロットはマイナーチェンジ対応のため、今回は見送られる。

■グレード再編で12タイプに統合

ノーマルと特別仕様車合わせて30タイプあったグレードは再編によって大幅に縮小され12タイプとなる

 グレード構成は、従来のノーマルのカタログモデル26タイプ、特別仕様車4タイプ、合わせて30タイプだったのを12タイプに大幅に縮小される。

 2.5Lに設定されていた廉価バージョンの「XG」が廃止となり、「ハイウェイスター」に1本化される。2列目シートが3人掛けのトータル8人乗りとキャプテンシート2人掛けの7人乗りの2シリーズによるラインアップに変更はない。

 安全対策中心の装備の充実やクオリティアップによるコスト引き上げで従来モデルに比べて約10万円の値上げとなる。

 ボディカラーはインペリアルアンバー、ブリリアントホワイトパール、ファントムブラック、メタルグレーの4色がなくなり、代わりにリープクリムゾン、ピュアホワイトパール、ミッドナイトブラック、ダークメタルグレーの4色が新たに設定される。ブリリアントシルバーだけが継続でトータルの5色は同じラインアップとなる。

■間もなく事前キャンペーンも開始! 注目の値引き額は?

ゆったりとした横方向への広がりを感じさせるインテリア。心理的にもどっしり構えて運転できる

 首都圏にある日産店で、売れ筋の「2.5ハイウェイスタープレミアム2WD」(メーカーオプション付き価格457万500円)に、スマートミラー、オリジナルカーペット、プラスチックバイザー、ナビレコツインモニター、ボディコートなど88万円強のオプション&付属品を装備して弾いて貰うと、法定、法定外費用を含めて590万円強と出た。

 値引き額は下取り車なしで25万円程度が初回交渉の提示額となっている。今回のビッグマイナーチェンジは、フルモデルチェンジ以外での改良の中では中規模程度の手直しにとどめている。

 人気の高いセレナとよく似たフロントデザインを採用しているのは、「セレナ人気にあやかり少しでも販売回復を図りたいとの願いも込められている。多少盛り返せれば次期型の開発に結び付けられる」(首都圏日産店営業担当者)との思いがあると考えられる。

 9月20日には全国日産扱い店に改良型エルグランドの簡易パンフレットを配布し、以降本格的な事前キャンペーンをスタートさせる。

■マイナーチェンジモデルの価格は?

足元にじゅうぶんなゆとりがある2列目3列目シート。ゆったりとドライブを楽しめそうな室内空間だ

 次期型はどうなるのか。フルモデルチェンジして完全復活するのと、モデル廃止とする両説がある。

 世代交代するのであれば、得意の「e-POWER」の搭載が必須となる。専用に開発した1.5リッターエンジンを発電に使い、バッテリー&モーターの容量アップで対応する。

 従来の2.5&3.5ガソリンエンジンは、新開発モーターアシスト方式のマイルドハイブリッドに切り替えられるに違いない。進化型プロパイロット、最新の安全対策デバイスも装備される。改良型エルグランドの車両本体価格は以下のとおり。

・250ハイウェイスタープレミアム7人乗り(2WD)/449万5000円
・250ハイウェイスターS 7人乗り(2WD)/369万4900円
・250ハイウェイスターS 8人乗り(2WD)/369万4900円
・250ハイウェイスタープレミアム7人乗り(4WD)/474万6500円
・250ハイウェイスターS 7人乗り(4WD)/399万1900円
・250ハイウェイスターS 8人乗り(4WD)/399万1900円
・350ハイウェイスタープレミアム(2WD)/505万4500円
・350ハイウェイスター 7人乗り(2WD)/447万8100円
・350ハイウェイスター 8人乗り(2WD)/447万8100円
・350ハイウェイスタープレミアム 7人乗り(4WD)/535万1500円
・350ハイウェイスター 7人乗り(4WD)/477万5100円
・350ハイウェイスター 8人乗り(4WD)/477万5100円

ゆとりと高級感のあるインテリアは、黒だけでなくブラウンも用意されている

【証言:首都圏日産店営業担当者】

 久し振りの大幅なビッグマイナーチェンジだが、フルモデルチェンジではないので、販売回復は限られると予想している。日産の売りとなっているe-POWERやプロパイロットも採用されないのでパンチ力にかける。

 グレードも統合され「ハイウェイスター」のみだから、こうした内容がどれまでマーケットに受け入れられるかだ。

 フロントマスクがセレナ似となるのはある程度アピールポイントになるかも知れない。同クラスのマーケットニーズはあるので、本格的に一新したニューモデルが欲しいところだ。

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