ドッカンターボか超高回転NAか? 今乗っておきたい気持ちのいいエンジン車


テンロクのEK9型初代シビックタイプR

ミラクルシビックの愛称で登場したEK型シビック。1997年追加のタイプRは最高出力185ps/16.3kgmの1.6L、直4VTECエンジンを搭載。リッターあたり116psの高出力を発揮する

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 続いては、さきほど紹介したB16Aエンジンの直系といえるB16B型1.6L直列4気筒DOHC VTECエンジンを搭載したEK9型シビックタイプRだ。最高出力は185ps/8200rpmで発生し、リッター当たり116馬力となった。

 このエンジンは低・中速域での扱いやすいトルク特性と経済性を確保しながら、高回転域まで一気に吹け上がる、エキサイティングなエンジン特性を併せ持ち、現在でも非常に高い人気を誇るスポーツエンジンだ。

 EK9型初代シビックタイプRの中古車は約63台流通していて、価格帯は約150万〜約798万円となっている。あきらかに価格の安い中古車の減少が感じられる状況だ。

やはりトリはS2000のF20C型2L、直4VTEC!

ホンダの原点ともいえる”S”の称号を得たFRピュアスポーツ、S2000。発売は1999年4月
2005年11月に発売された後期型のS2000。排気量は2.2Lに拡大され、250ps/22.2kgmにパワーアップ。2009年6月に惜しくも生産終了となった

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 そして、ホンダの超高回転型エンジンのトリとして紹介するのは1999年に登場したS2000に搭載したF20C型2L直列4気筒DOHC VTECエンジンだ。

 このエンジンを開発する際の最大のテーマは高出力と低排出ガスを両立させながら、レスポンスを高め、しかもコンパクトなサイズとすることだった。

 そこで、世界最高水準の高出力を得るためのフリクションの低減と高回転化、コンパクト化を達成するためにDOHC VTEC機構を進化。その中核をなすのが、新設計したローラー同軸VTECロッカーアームだった。

 このような進化したVTEC構造を中心に、ショートストローク化、吸気ポートのストレート化、容量の最適化などにより最高出力250ps/8300rpm、リッターあたり125ps、最大トルク22.2kgm/7500rpmという世界最高水準のスペック達成している。

 2005年のマイナーチェンジで排気量を2.2Lへアップし、F22C型へと進化。低・中速域でのトルクを強化する一方で最高回転は抑えられた。

 現在、S2000の中古車はS2000の中古車は約170台流通していて、価格帯は約177万〜約1100万円。そのうち、超高回転型エンジンを搭載した前期型は約105台流通していて、価格帯は約177万〜約880万円となっている。

 今回紹介したドッカンターボや超高回転型自然吸気エンジンは今後登場することのないエンジン車で、しかも低価格で手に入れられる時間は少なくなっているので、欲しい人は急いでほしい!

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