シャトル、フリード…ホンダの「安くていいクルマ」が中古で絶賛値上がり中!!


シャトルのルーツであるフィットシャトルハイブリッドも値上がり

フィットシャトルハイブリッドのフロントスタイル

 続いて紹介するのはシャトルのルーツといえる、2011年に登場したフィットシャトルハイブリッドだ。フィットシャトルハイブリッドは2代目フィットをベースとした5ナンバーサイズのコンパクトステーションワゴン。

 フィットシャトルハイブリッドのボディサイズは全長4,410mm×全幅1,695mm×全高1,540mmの5ナンバーサイズで、こちらも立体駐車場に対応した優れたパッケージングを採用している。

 ラゲッジスペースの容量はハイブリッドシステムのコントロールユニットを床下収納することで、床上496L+床下21Lの合計517Lを確保。ダイブダウンするリアシートをすべて倒すと最大で1,165ℓまでラゲッジスペースが拡大する。

 搭載しているハイブリッドシステムは、1.3L直列4気筒ガソリンエンジンとIMAと呼ばれる1モーターを組み合わせたもの。組み合わされるトランスミッションはCVTで駆動方式は2WD(FF)のみ。燃費性能はJC08モード燃費で25.0~26.0km/Lを実現。

 2013年8月にはマイナーチェンジを行い、内外装の変更とともに燃費性能を向上させ、JC08モードで26.2km/Lまで向上させている。

 2011年~2015年まで販売されたフィットシャトルハイブリッドの中古車は約325台流通していて、平均価格は約57万円。これが3カ月前の時点では流通台数は約約365台。平均価格は約51万円だった。直近3カ月で流通台数が減る一方で平均価格は6万円も上昇。

 わずか6万円と思うなかれ。すでに安定ゾーンへ達している中古車の平均価格がこれほど値上がりするのは、突然ニーズが高まっていることを示しているのである。

 現在、中古車の価格帯は約20万~約109万円で、そのほとんどが100万円以下で購入できる。グレードでは圧倒的にハイブリッドスマートセレクションが多く、ナビプレミアムエディションなどの上級グレードが続いている。

 安全装備などは十分とは言えないが、お手頃価格の中古車で5ナンバーサイズの取り回ししやすく、燃費性能に優れたコンパクトサイズのステーションのニーズの高さがうかがえる。

広い荷室が魅力のフリードスパイクハイブリッドも値上がり中

フリードスパイクハイブリッドのフロントスタイル

 そして、最後に紹介するのは2011年10月に登場したフリードスパイクハイブリッド。現在のフリード+の旧世代モデルとなる。ボディサイズは全長4,210mm×全高1,695mm×全高1,715mm。

 フリードスパイクハイブリッドの魅力は広いラゲッジスペース。床面の上昇を35mmに抑えたうえで、反転フロアボードを新設計。スロープモード時の積載性にほとんど影響なく、フラットモード時ではガソリンエンジン車と同じフロア高を実現している。

 また、小物類を収納できるリッド付のフロアサイドボックスを装備し、トップグレードとしてさらに使い勝手を高めているのが特徴。

 搭載するハイブリッドシステムは、1.5L直列4気筒ガソリンエンジンとIMAと呼ばれる1モーターを組み合わせたもの。組み合わされるトランスミッションはCVTで駆動方式は2WD(FF)のみ。燃費性能はJC08モード燃費で21.6km/Lを実現している。

 現在、フリードスパイクハイブリッドの中古車の流通台数は、約190台で平均価格は約78万円。3カ月前の時点と比較すると流通台数は約190台と横這いだが、平均価格は約73万円から5万円も値上がりしている。

 フリードスパイクハイブリッドの中古車の価格帯は約30万~約146.5万円。100万円以下でも約157台と豊富だ。グレード構成は流通している中古車の約78%がジャストセレクションと一極集中となっている。

 コロナ禍の影響で、多くの人と接触しなくて外出できるクルマの需要が高まっているが、燃費性能や積載能力などしっかりと考えて選ばれていることがわかる。

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