スポーツカー/スバルBRZ
デビュー:2012年2月
マイナーチェンジ:2016年8月
価格帯(2019年8月販売モデル):243万~359万1000円
国産車ではめっきり数が少なくなったスポーツカーで注目車種はスバルBRZだ。兄弟車のトヨタ86と比較してもBRZのほうが割安感は高くなっている。
この理由のひとつは86の中古車の中にはGRブランドが手掛けた高額なコンプリートカーが含まれており、中古車相場を押し上げていると考えられることは付け加えておきたい。
現在、BRZの中古車の流通台数は約290台で価格帯は約85万~約343万円となっている。BRZは2016年7月にマイナーチェンジを行っているが、マイナーチェンジ後の後期型の流通台数は少なく、狙い目は前期型だ。
ただし、スポーツカーらしく、修復歴あり物件の比率が高いので、購入時には注意してもらいたい。
軽自動車/スズキワゴンR
デビュー:2017年2月
マイナーチェンジ:なし(2017年4月ほか仕様変更はあり)
価格帯(2019年8月販売モデル):107万8920~159万3000円
最後は軽自動車。現在、現行型軽自動車の中で最も値落ち幅が大きくお買い得感が高いクルマとして選んだのはスズキワゴンR。ハイトワゴンのパイオニアであるワゴンRの現行モデルは2017年2月に登場し、以降特別仕様車は設定されているが、外観デザインなどの変更は行われていない。
現行型ワゴンRの中古車の流通台数は販売開始からわずか2年半で約3600台と大量に出回っている。そして価格帯は約50万~約180万円で、買い得感は相当高くなっている。
優れた走行性能と燃費性能を両立したマイルドハイブリッドシステムを搭載したFXでも走行距離がまだ3万km未満にもかかわらず約60万というプライスが付いている。
N-BOXやスペーシア、タントといったスーパーハイトワゴンに押され気味なハイトワゴンのワゴンRならば現行モデルがリーズナブルな価格で手に入れることができるのだ。
やはり良質な中古車を割安な価格で手に入れたいと考えるならば、まずは人気車を外すということが大前提といえるだろう。
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