新型発売前にランドクルーザーは売っても買ってもお得か?

2017年以降の最上級グレード ZXが値上がり傾向

 続いて現行型ランドクルーザーの中古車相場を見てみよう。現在流通台数は約360台で、直近3カ月は360~390台をキープしている。

 平均価格の推移は3ヵ月前が約510万円で、今月も約510万円。タイミングによって±10万円の幅で動きはあるは実質的には横這いだ。

 さらに1年という長いスパンで相場を見てみると、2018年10月の平均価格は約518万円で、2019年4月に最安値の約480万円まで値落ちしたものの、現在は約511万円まで戻している。

 購入するタイミングにもよるが、やはりランドクルーザーは人気で相場は横這いとなっているのだ。

 詳細に調べてみると、2007年~2009年式という初期モデルのAX Gセレクションの中古車の平均価格は直近3カ月間約283万円でまったくの横這いとなっている。

 一方、2度目のマイナーチェンジが行なわれた後の2017年以降の最上級グレードZXは3カ月前の平均価格が745万円で今月は約800万円と値上がり傾向となっているのだ。

ランクル200の中古車は値崩れしにくいが2020年3月が狙い目!

 ランドクルーザーのような車種は日本国内だけでなく、世界的に需要が高く輸出されているので中古車相場も値崩れしにくい。

 これまでの傾向からみてフルモデルチェンジして、旧型となった200系のランドクルーザーが暴落というのはほぼないと考えられる。

 では、ランドクルーザーの中古車はいつ買えば良いのか。本来は今でしょ!と言いたいところだが、2018年のパターンからすると3月の大需要期後に最安値を記録したので、2020年4月あたりが狙い目となりそうだ。

誕生から68年、1000万台を越えたランドクルーザー。相変わらずの人気ぶりに驚かされた
誕生から68年、1000万台を越えたランドクルーザー。相変わらずの人気ぶりに驚かされた

【画像ギャラリー】2020年秋にデビューする新型ランクル300のCGイラスト

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