2025年「キング・オブ・ザ・バガーズ」ハーレーが新体制で参戦！MotoGPライダーも加入

　2025年3月6日（木）、米国フロリダ州デイトナビーチで開幕する『モトアメリカ™ ミッションフーズ キング・オブ・ザ・バガーズ』。アメリカの大型ツーリングバイクが本気で戦う異色のレースシリーズに、ハーレーダビッドソンは新体制で挑む。ファクトリーチームの「ハーレーダビッドソン×ダイノジェット ファクトリーレースチーム」には、新たにMotoGP経験者のブラッドリー・スミスが加わり、王座奪還に向けた体制を強化している。

MotoGPライダー加入でさらなる戦闘力アップ！

　今シーズンのハーレーダビッドソン ファクトリーチームは、カイル・ワイマン（#33）、ジェームス・リスポリ（#43）に加え、MotoGPの経験豊富なブラッドリー・スミス（#38）を新たに迎えた3名体制となる。特に、スミスはMotoGP、Moto2、Moto3、MotoEの全クラスで表彰台経験を持ち、ロードレース界での豊富な経験をバガーレースにもたらすことが期待される。

　「ハーレーダビッドソンの一員として戦えることを誇りに思う。このレースは年々進化しており、MotoGPで培ったスキルを活かしてタイトルを狙う」とスミスは語る。

ハーレーダビッドソン×ダイノジェット ファクトリーレースチーム

ブラッドリー・スミス（#38）

カイル・ワイマン（#33）

 

ジェームス・リスポリ（#43）

 

レース仕様「ロードグライド」— スクリーミンイーグル 131エンジン搭載のモンスターマシン

　ハーレーダビッドソンのレーシングマシンは、市販車「ロードグライド」をベースに、レース用にチューンアップされた特別仕様だ。スクリーミンイーグル ミルウォーキーエイト 131 パフォーマンスクレートエンジンを搭載し、オーリンズ製サスペンション、アクラポビッチ製エキゾースト、ブレンボ製ブレーキシステムを装備。さらに、軽量ボディワークと専用のレース用タイヤを採用し、バガーとは思えない俊敏な走りを実現している。

パフォーマンスバガー「ロードグライド」をベースとするファクトリーマシン。

オンロードレース向けに足回りをチューンナップし、クルーザースタイルとは一線を画す。

 

もちろんバガーレースなのでケースはついているが、軽量に仕上げられたボディワークで豪快なコーナリングを見せる。

 

「キング・オブ・ザ・バガーズ」とは？

　『モトアメリカ™ キング・オブ・ザ・バガーズ』は、アメリカンVツインツーリングバイクによる本格的なロードレース。ルールとして、純正フレーム、フェアリング／ウィンドスクリーン、サドルバッグを装着したままでレースに出場することが求められる。2025年シーズンは全7戦14レースのダブルヘッダー形式で開催され、モトアメリカ™ スーパーバイクシリーズと併催される。

2025年シーズンスケジュール（各週末2レース開催）

3月6-8日：デイトナ・インターナショナル・レースウェイ（フロリダ州）
5月2-4日：ミシュラン・レースウェイ・ロード・アトランタ（ジョージア州）
5月30-6月1日：ロードアメリカ（ウィスコンシン州）
7月11-13日：ウェザーテック・レースウェイ・ラグナセカ（カリフォルニア州）
8月15-17日：ミッドオハイオ・スポーツカーコース（オハイオ州）
9月12-14日：サーキット・オブ・ジ・アメリカズ（テキサス州）
9月26-28日：ニュージャージー・モータースポーツパーク（ニュージャージー州）

　ハーレーダビッドソンは、MotoGPライダーを加えた新体制で「キング・オブ・ザ・バガーズ」に挑む。レース仕様のロードグライドを駆り、バガークラスの頂点を目指す戦いは、3月6日デイトナで幕を開ける。ハーレーファン、ロードレースファンは要チェックだ！

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/raceinfo/444915/

2025年「キング・オブ・ザ・バガーズ」ハーレーが新体制で参戦！MotoGPライダーも加入【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery2/?gallery_id=444915&slide=1