本気で驚いた!! パワーも乗り味も大進化!! 値上がっただけに三菱アウトランダーPHEVは今の方が美味!?

本気で驚いた!! パワーも乗り味も大進化!! 値上がっただけに三菱アウトランダーPHEVは今の方が美味!?

 3年前に収穫され備蓄されていた「古古古米」。味については賛否両論のようだが、「古古古米」とほぼ同時期の2021年に登場した三菱 アウトランダーPHEVの味はどうだろうか。改良を重ねた「数年前の新型車」の風味は上がったのか!?

※本稿は2025年6月のものです
文:国沢光宏/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年7月26日号
※中古相場は荻原文博氏調べ
※2025年累計販売台数は1~5月
※主要諸元中のMはモーター

【画像ギャラリー】EV航続距離も上がって言うことナッシング!! 一部改良で美味しさ爆上がりの三菱 アウトランダーPHEV(16枚)画像ギャラリー

三菱 アウトランダーPHEV(2021年12月発売)526万3500~668万5800円

全長4720×全幅1860×全高1750mm、2120kg、2.4L、直4(133ps/19.9kgm)+M(前116ps/後136ps)、17.2km/L (P・5人)
全長4720×全幅1860×全高1750mm、2120kg、2.4L、直4(133ps/19.9kgm)+M(前116ps/後136ps)、17.2km/L (P・5人)

●DATA
・2025年累計販売/4012台
・2022年式中古相場/約311万~約550万円
・主な変更履歴/2022年10月&2023年12月:一部改良&BLACK EDITION(特別仕様車) 2024年10月:大幅改良(システム出力アップなど)

●デビュー時の印象

 いろんな意味で仕上げが粗かった。特に気になったのはブレーキのタッチ。停車寸前のブレーキコントロールが難しく、丁寧に止まっても揺り戻しなど出た。

●現在の味&評価

 2024年の一部改良でインテリアの質感が圧倒的に変わりましたね! 硬い樹脂の部分をソフトパッドにしたり、塗装の仕上げを変えたり、色合いを変えたり、加飾したりと、使える手をすべて使ってきた感じ。

 デビュー時もそれなりにまとまっていると思ったけれど、マイナーチェンジモデルに乗ってホンキで驚いた! すべての点で圧倒的な進化を遂げていたからだ。

 パワーユニットは20%くらいパワフルになり、100km/hくらいからの加速感がはっきり違う。モーター出力も上がったため、EVモードのドライバビリティなんかスポーティに感じるほど。

 さらに足回りのセッティングまで変えてきた。コントロールラブルな点こそ変わらないものの、改良後はテールを流しつつガッツリ加速してくれる。EV航続距離の増加も大きな加点。そのぶん、値上がりしちゃいましたけどね~。

●三菱 アウトランダーPHEV採点チェック(登場時→現在)
・パワーユニット:6点→8点
・ハンドリング:7点→9点
・乗り心地:7点→8点
・運転支援機能:6点→6点
・コスパ:8点→8点
★総評:美味しさ爆上がり!

PR:かんたん5分! 自動車保険を今すぐ見積もり ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

JMS2025に出なかった大物たちの行方は?最新の注目車対決10番勝負『ベストカー12.26号発売!』

JMS2025に出なかった大物たちの行方は?最新の注目車対決10番勝負『ベストカー12.26号発売!』

ベストカー12.26号 価格590円 (税込み)  あの「ジャパンモビリティショー2025…