日本の物価高は、もちろん自動車業界にも広がっている。日本車がジワジワと値上げされる一方で、輸入車には頑張れば手が届きそうなものも散見される。例えばフォルクスワーゲン ゴルフのエントリーグレードはおよそ350万円から!!
※本稿は2025年8月のものです
文:大音安弘/写真:フォルクスワーゲン、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年9月26日号
最新「8.5」は充実の標準装備
ド定番のVWゴルフは、ドイツ車らしい走りのよさと高い実用性を備える魅力的な入門輸入車だ。2025年1月、最新の「8.5」へと進化。フェイスリフトに加え、インフォテイメントシステムなどのデジタル機能が最新仕様となった。
オススメは、エントリーの「eTSIアクティブベーシック」。純正ナビなどのメーカーオプションは選べないが、ほぼ必要なものは標準化。さらにエンジンが1.5Lにスープアップされ、性能も向上された。
個人的にゴルフは、質実剛健さのある素のモデルが最も味わい深い。派手さはないが、日々、活躍する名脇役だ。
値段重視なら、ポロやT-Crossという選択もあるが、VW上級車の入り口はゴルフから。だからこそ、VWの旨みを知るには、ゴルフ以上を選びたい。
より積載性を求めるなら、広々荷室のヴァリアントが選べるのもいい。
●VW ゴルフ eTSI Active Basic 主要諸元
・全長×全幅×全高:4295×1790×1475mm
・ホイールベース:2620mm
・車両重量:1320kg
・エンジン:直4、1.5Lターボ+モーター
・エンジン最高出力:116ps/5000-6000rpm
・エンジン最大トルク:22.4kgm/1500-3000rpm
・モーター出力/トルク:19ps/5.7kgm
・WLTCモード燃費:20.4km/L

















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