トランプ関税に資源価格の高騰、さらに半導体不足の再燃と、2025年の自動車業界は逆風の連続だった。4〜9月の中間決算では各社の業績に大きな差が生まれ、黒字を守ったメーカーと赤字転落したメーカーがくっきり分かれる結果となった。
※本稿は2025年12月のものです
文:井元康一郎/写真:トヨタ、スズキ
初出:『ベストカー』2026年1月26日号
ほとんどのメーカーが大減益
いわゆるトランプ関税や、資源の価格高騰が自動車メーカーを襲った2025年。4月から9月の中間決算ではメーカー各社は大幅減益もしくは赤字転落と散々。そんななか何とか利益をあげた会社も。
トランプ関税、資源高騰、再度起こった半導体不足など激動の2025年。4月から9月の中間決算ではメーカーによって明暗がくっきり分かれた。
まともに利益を上げられたのはスケールメリットが生きたトヨタと、コスト管理の上手さが貢献したスズキの2社。あとは大減益ないし赤字と散々だった。
日本は今、対ドル、対ユーロの円安によるインフレに苦しんでいるが、自動車産業にプラスに作用する今の為替水準でこの有様では円安是正策など取れない。
基幹産業であるはずの自動車が国の足かせとなることがないよう、引き締めが求められるところだ。
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