マツダの最小モデルとしてラインアップを支えている「マツダ2」。2014年登場のデミオをベースとする現行型は、いまも高い完成度を維持していますが、「そろそろ次を見たい」と感じている人も多いはず。そんななか、ジャパンモビリティショー2025で披露された「ビジョンXコンパクト」は、次期マツダ2を連想させる存在として強い印象を残しました。
マツダ公式からはなんの発表もありませんが、これが新型マツダ2のコンセプトモデルであることは間違いないはず。つまり開発は進んでいて、次期型発表は時間の問題……ということでいいんですよね? ね? ね? 待ってますからね!????
文:吉川賢一/写真:MAZDA、エムスリープロダクション
【画像ギャラリー】これが次期マツダ2の姿か!?? ジャパンモビリティショー2025でマツダが発表したMAZDA VISION X-COMPACT(マツダ ビジョン クロスコンパクト)(13枚)画像ギャラリーデミオからマツダ2へ 小さなクルマに詰め込まれてきたマツダの本気
マツダラインアップにおいて、もっとも小型のコンパクトカー「マツダ2」。2014年に登場した第4世代の「デミオ」が源流のモデルで、ヤリス(当時はヴィッツ)やフィット、ノートといったライバルに全く引けを取らない、クラスを超えた走りの質と、当時のコンパクトカーとしては異例ともいえる上質な内装によって、「コンパクトカーに、これほど高い質感が必要なのか」と、登場時は、驚きをもって受け止められました。
コンパクトカーにも関わらず、マツダが掲げてきた人馬一体の思想や、デザインへの強いこだわりが反映され、コンパクトカーとしては珍しい1.5Lディーゼルエンジンが設定されていたことも象徴的でした。効率や実用性を重視しながらも、他社と同じ答えを選ばない。マツダ2はまさに「マツダのエントリカー」として、マツダというブランドの考え方や美学を、最初に体験してもらう役割を担ってきました。
現行マツダ2を思わせる要素もみられた一方で、次世代も感じさせた「ビジョンXコンパクト」
しかしながら、冒頭でも触れたように、現行モデルのマツダ2は、2014年登場の第4世代デミオをベースとする設計で、すでに10年以上の時間が経過しています。もともとの商品力に加え、2019年の名称変更、そして2023年のフェイスチェンジを伴うビッグマイナーチェンジによって第一線に立ち続けてきましたが、登録台数は、2023年が20,063台、2024年が20,818台、2025年が約22,553台と横ばいが続いており、そろそろ次のフェーズを意識しても不思議ではありません。
そうした空気のなかで披露されたのが、ジャパンモビリティショー2025の「ビジョンXコンパクト」でした。5ドアハッチバックという実用的な成り立ちをもち、ボディサイズは全長3,825mm×全幅1,795mm×全高1,470mmと、現行マツダ2(全長4,080mm×全幅1,695mm×全高1,500mm)よりも225mmも短い全長と、ワイドなスタンスを強調したプロポーションによって、取り回しのよさと安定感を両立させる方向性を感じさせます。
グリルレスのフロントや丸みを帯びたリアエンド、張り出したフェンダーなど、現行のマツダ2やマツダ3を思わせるデザインが随所にみられる一方で、シグネチャーライトやシャープなヘッドライトによって、次世代を意識した表現も採用されています。インテリアも極力シンプルにまとめられ、一般的なセンターディスプレイを置かず、ドライバーの没入感を重視したレイアウトも特徴的でした。
















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