全長4mに満たないコンパクトなボディに3列シートを押し込んだ日産の新型MPV「グラバイト(GRAVITE)」がインドで登場した。ルノー「トライバー」のOEMモデルとして誕生し、若いファミリー層にジャストなパッケージングを実現。これは日本でも欲しくなる1台じゃね?
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産自動車
【画像ギャラリー】96万円でデビューするグラバイトをじっくり見て!(24枚)画像ギャラリー全長4m足らずで3列シート!! 若いファミリーに刺さるパッケージ
2026年2月17日、日産はインドで新型「グラバイト(GRAVITE)」を発売すると発表した。マルチ・パーパス・ビークル(MPV)として投入される同モデルは、インド日産自動車会社が展開する重要モデルで、56万5000インドルピー(約96万円!)という競争力のある価格も大きな武器である。
このグラバイトは、ルノーが現地で販売する「トライバー」のOEM車である。実績あるコンパクトMPVをベースに、日産のグローバルデザインランゲージをまとわせた1台だ。ボディサイズは全長4m足らずというコンパクトさが最大の特徴でありながら、3列シートを備える7人乗りパッケージを実現している。ホンダ・フリードよりもさらに小さいクラス感覚で7人乗りというのは衝撃的である。
しかも2名から7名まで対応可能なシートレイアウトを採用し、3列目シートは着脱可能。最大625リットルの荷室容量を確保できるというから実用性も高い。全長4m未満のボディでここまでの柔軟性を持たせた点は見事だ。日本でも若いファミリーなどには受けそうなサイズ感と使い勝手であり、「ちょうどいい」3列ミニバンを求める層にとっては魅力的な存在である。
1.0リッターエンジン搭載!! 充実装備と安全性能も本気
エクステリアは日産のグローバルデザインランゲージと調和した、力強く自信に満ちたデザインが特徴である。伸びやかなプロポーションや張り出したホイールアーチ、十分な最低地上高により、さまざまな走行環境に対応する堂々とした佇まいを実現している。フロントおよびリアのCシェイプシグネチャーも印象的で、ブランドアイデンティティを明確に打ち出す。
室内は3列すべてで十分なヘッドルームを確保し、専用エアベントを備えたエアコンディショニングシステムを搭載。さらに車内各所に配置された収納スペースが日常の利便性を高めている。20.3cmの大型インフォテインメントディスプレイはワイヤレスAndroid Auto™およびApple CarPlay™に対応し、接近時アンロック機能や降車時オートロック機能、スマートフォンのワイヤレス充電、前後パーキングセンサーなど、先進機能も充実している。
安全性能も抜かりはない。6つのエアバッグをはじめ、ビークルダイナミクスコントロール(VDC)、トラクションコントロールシステム、ヒルスタートアシスト、ブレーキアシスト、EBD付きABSなど30項目以上の安全装備を標準設定し、操縦安定性と乗員保護性能を高めている。
パワートレインは1.0リッター直列3気筒エンジンを搭載し、最高出力72PS(53kW)/6250rpm、最大トルク96Nm/3400-3600rpmを発揮。トランスミッションは5速マニュアルおよび5速EZシフト(AMT)を設定する。
全長4m未満で7人乗りというパッケージは、日本の都市環境とも相性がよいはずだ。取り回しがラクで、それでいて家族全員が乗れる。こんなクルマ、今の日本市場にも確実にニーズはある。グラバイトは、日産が日本にも導入してほしいと本気で思わせる1台である。


























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