待ってたぜ! ターボ&5MTの激辛スーパーホットハッチ誕生 100台限定299万円でミライースtuned by D-SPORT Racing正式発表

待ってたぜ! ターボ&5MTの激辛スーパーホットハッチ誕生 100台限定299万円でミライースtuned by D-SPORT Racing正式発表

 2026年の東京オートサロンに出展されたミライースtuned by D-SPORT Racingが、ついに正式発表になった。わずか100台限定で、価格は299万8600円に決定! モータースポーツ参戦を前提にしたストイックな作りながら、4人乗車も可能な軽スーパーホットハッチの誕生だ

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、SPK

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たった710㎏と超軽量! その加速感は軽ナンバーワン

低重心で車重が軽くLSDやフロントベンチレーテッドディスクが装着されるため、サーキットやラリーで真価を発揮する
低重心で車重が軽くLSDやフロントベンチレーテッドディスクが装着されるため、サーキットやラリーで真価を発揮する

 ミライースtuned by D-SPORT Racing(以下ミライースDSR)は、ダイハツと同社のカスタマイズパーツブランド「D-SPORT」を展開するSPKが共同開発したナンバー付き車両だ。

 心臓部にはコペン譲りのKF-VETエンジンと5MTを搭載。専用ECUやフロントベンチレーテッドディスク、フロントLSDなど、モータースポーツを楽しむために必要なものが標準装備となっている。

 排気量は660㏄のままで最高出力は64ps/6400rpm、最大トルク9.4kgm/3200rpmと驚くほどのエンジンスペックではないが、専用ECUのおかげで、低速からグッと立ち上がる太いトルクがモータースポーツの現場で真価を発揮するはずだ。

インパネシフトのCVTに代わってフロア式の5MTとなる。マニュアルエアコンやパワーウィンドゥは標準装備(写真はオートサロンのもの)
インパネシフトのCVTに代わってフロア式の5MTとなる。マニュアルエアコンやパワーウィンドゥは標準装備(写真はオートサロンのもの)

 そして何より注目したいのが車両重量710㎏という軽さだ。同じ軽ターボのマニュアルモデルとしてN-ONE RSがあり、スペックは64ps/6000rpm、最大トルク10.6kgm/2600rpmと上回る印象だが、車両重量が840㎏と110㎏重く、パワーウェイトレシオ換算では、ミライースDSRが11.1㎏/psに対し、N-ONE RSは13.1㎏/psとかなりの差になり、重心高の低さもあってスポーツ走行では違いを見せるはずだ。

 さらにJAF国内競技車両規則に準じた6点式ロールケージを標準装備。ジムカーナやラリーチャレンジなどにそのまま参戦可能で、ボディ剛性が大幅にアップしている。ロールケージの影響で乗降性こそお世辞にもいいとは言えないが、後席を残したことで4人乗車が可能なのもうれしいポイントだ。なおリアシートは可倒せず、ボディカラーは白のみの設定となる。

国沢光宏氏のミライースターボからも多くをフィードバック

全日本ラリーに参戦しアップダウンがきつく、負荷のかかる激しい走りをして鍛えていった
全日本ラリーに参戦しアップダウンがきつく、負荷のかかる激しい走りをして鍛えていった

 ダイハツとSPKは「D-SPORT Racing Team」を運営し、コペンでラリージャパンや全日本ラリーに参戦するなど、軽スポーツの開発において膨大な知見を持つ。

 手軽なサーキット走行イベント「D-SPORT&DAIHATSUチャレンジカップ」を開催し、モータースポーツの裾野を広げてきたが、参加者からは「4ドアの軽スポーツが欲しい」という声が多く寄せられた。その熱い声に応えたコンプリートモデルが、今回発表となったミライースDSRだ。

 発売に至るまでにはいくつもクリアしなければならない関門があったが、ハード面で大きな貢献をしたのが国沢光宏氏の「ミライースターボ」だ。このクルマは、まさにミライースDSRのプロトタイプ。全日本ラリーに参戦することで、アジャイルな開発が可能になった。2025年シーズンは8戦中5戦に出場し、フルアタックで負荷をかけ続けた。

 その結果、熱対策やエンジンマウントななどの課題を一つひとつクリアし、戦闘力と信頼性の両面にめどが立ったことで、今回の市販化に至った。

 「軽くてとにかく楽しいクルマ。接地感があるから、攻め込んでも安心感がある。タイヤやブレーキパッドが減りにくく、お金がかからないのが何よりです。(笑)。モータースポーツのエントリー車として最高でしょう」と国沢さんは語る。

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