2025年、EV関連での3兆円規模の損失を発表したフォード。電動化を経営戦略の中心としていた同社には、EV販売の鈍化は痛手となったようだ。ルノーとのEVでの欧州提携を発表したフォードが、さらに中国メーカーとの連携を模索中!?
※本稿は2026年2月のものです
文:角田伸幸/写真:シャオミ、フォード、ルノー ほか
初出:『ベストカー』2026年3月26日号
ルノーと提携するフォードが中国メーカーと接触?
フォードがEVの収益化に苦しみ続けている。
同社は2025年、「EV関連で2027年までに3兆円規模の損失が出る」と明かし、業界を驚かせた。政策の後押しもあって電動化を成長戦略の中核に据えてきたが、販売の鈍化と投資負担が重くのしかかったのだ。
フォードはEV開発を単独で進めるのは限界と判断し、欧州ではルノーとの提携に踏み切った。車台の共用や商用車分野での協業により、開発費と生産コストの圧縮を狙う構えだ。
しかしそれでも容易なコスト削減は厳しい。そこで浮上してきたのが、禁じ手と見られてきた中国メーカーとの連携だ。
年が明けてから、フォードが中国勢と協議しているとの報道が相次ぎ、業界に波紋を広げている。名前が挙がったのはスマートフォン大手のシャオミ、自動車大手の吉利、そして電池供給でBYDといった面々。ただしフォードは公式に、これらを認めていない。
中国メーカーを締め出しているアメリカだが、EVのコスト競争力では中国メーカーは圧倒的。思わぬ「身内の事情」から、中国車の進出が始まるかも?
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