トヨタ アクアは結局買いなのか!? 2026年版“良いところ・微妙なところ”全部言う!!

トヨタ アクアは結局買いなのか!? 2026年版“良いところ・微妙なところ”全部言う!!

 トヨタ アクアは、燃費のよさだけで語るにはもったいない1台だ。現行モデルは最新のToyota Safety Senseや快適装備、非常時給電まで備え、コンパクトカーの完成度はかなり高い。一方で、価格やグレード選びでは悩ましい部分もある。いま買って満足できるクルマなのか、本音で見てみよう!

文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ、ベストカーWeb編集部

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燃費だけじゃない。現行アクアは“毎日ラク”がしっかり作り込まれたコンパクトHVである

2025年秋にビッグマイチェンしたアクア。魅力は燃費だけじゃない!
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 現行アクアのいちばんの武器は、あたりまえだが低燃費。2WDはWLTCモード33.6km/Lあるいは34.3km/Lで、Xの2WDは34.3km/L、Z/Gの2WDでも33.6km/Lを確保する。

 しかもアクアは、ただ燃費がいいだけの節約マシンではない。トヨタ公式がうたう「快感ペダル」は、アクセル操作だけで加減速をコントロールしやすいのが特徴で、「POWER+」モードでは減速感も強められるうえ、加速感も増す。街中での扱いやすさと、ハイブリッドらしい静かで滑らかな走りを両立しているのが美点である。最小回転半径5.2mという取り回しのよさも、毎日使うクルマとしてかなり効く。

 装備面も、現行アクアは抜かりがない。Toyota Safety Senseは全車に設定され、プリクラッシュセーフティ、レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシスト、プロアクティブドライビングアシストまで用意される。

 さらにZにはメーカーオプションで「トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]」も選べ、縦列駐車やメモリ機能付きの駐車支援までこなす。室内ではZに10.5インチディスプレイオーディオを標準装備し、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付)は全車標準装備だ。コンパクトカーなのに、通勤も買い物も遠出も、さらにはいざという時まで守備範囲が広い。ここがアクアの“ただの燃費優等生では終わらない”ところである。

ただし万能ではない。価格とグレード選びは冷静に見たい

ほしい装備を欲張ると上位グレードの「Z」だが価格もそれなりに……
ほしい装備を欲張ると上位グレードの「Z」だが価格もそれなりに……

 では微妙なところは何か。いちばん気になるのは価格である。

 現行アクアはXの2WDでも248万6000円、Gの2WDは265万4300円、Zの2WDは282万4800円。内容を見れば高すぎるとは言わないが、ひと昔前の“アクアは安くて燃費がいい”というイメージで向かうと「想像よりしっかりした金額だなあ」と感じるかも。パワーユニットは全車1.5L直列3気筒+モーターのハイブリッドのみ。初期費用をとにかく抑えたい人には「大いに気軽」とは言いにくい。

 もうひとつは、欲しい装備によってグレード差が意外と大きいことだ。10.5インチディスプレイオーディオはZに標準でGにメーカーオプション、G・X・Uは8インチが標準となる。アドバンスト パークはZのみメーカーオプションである。つまり、アクアのおいしい先進感をしっかり味わいたいなら、自然と上級寄りを見たくなる。結果として予算が上がりやすいのである。

 それでも結論を言えば、現行アクアは十分に買いである。燃費、安全、扱いやすさ、給電機能まで高水準でまとまっており、毎日乗るクルマとしての完成度はかなり高い。2025年秋のハンマーヘッド顔へのマイナーチェンジも、クルマの鮮度をぐっとアップした。

 派手さより実力を重んじるなら、アクアは今もかなり強い選択肢、買って損はないといえよう。

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