トヨタの新型「ランドクルーザーFJ」が、ついにタイで販売を開始しました。現地での導入価格は126万9000バーツ(通常価格は1,289,000バーツ)。日本円換算では約622万円前後です。2026年3月に開催された「バンコク国際モーターショー2026」の会場で、気になる市販モデルの実車を確認してきました。
文:吉川賢一/写真:トヨタ、エムスリープロダクション
【画像ギャラリー】小さくても本物だった!! トヨタ新型「ランドクルーザーFJ」タイで販売開始 現地で見えた“ガチ仕様”の正体(23枚)画像ギャラリーランクルの伝統に「自由と楽しさ」を加えた最新モデル
2025年10月に世界初公開となったトヨタ新型「ランドクルーザーFJ」。1951年にトヨタBJ型として誕生して以来、「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」として、70数年にわたって信頼性・耐久性・悪路走破性の継承と進化を続けてきたランドクルーザーに、自分らしく楽しむ自由「Freedom&Joy」という新たな価値を加えたモデルです。
2025年秋のジャパンモビリティショーに出展されるなど、日本でもそのプロトタイプの展示は行われていましたが、2026年3月21日、トヨタ・モーター・タイランドはその市販モデルを正式発表、同3月25日から4月5日にかけて開催されたバンコク国際モーターショー2026にも、その市販モデルが出展されました。
日本仕様はタイ生産車を輸入するかたちが採られるとのことで、今回のモーターショーで確認できたタイ向け市販車はちょうどその「前哨戦」といったところ。日本市場への投入は2026年年央が予定されています。
「看板に偽りなし」のタフな外観とメカニズム
エクステリアは直線を基調としたスクエアな造形で、塊感のある力強いデザインが特徴です。水平基調のボンネットと厚みのあるフロントバンパー、張り出したフェンダーいった要素からは、悪路走破を前提としたクロカンとしての骨格が見て取れます。見た目の印象にとどまらず、「接触や衝撃を受けること」を前提とした設計思想が感じられる点は、いかにもランドクルーザーらしい部分です。
今回のタイでの発表にあわせては、
オフロード性能をさらに高めた「MERIDIAN CONCEPT」、ルーフテントを備えアウトドア用途を強く意識した「NATURE EXPLORER CONCEPT」、往年のランドクルーザーを想起させる意匠を取り入れた「LEGENDARY CONCEPT」、そしてローダウンによって都市での存在感を際立たせた「STREET CRUISER CONCEPT」という4つのコンセプトモデルも披露されました。
バンコク国際モーターショーではこのうちの3つが出展されていたほか、シュノーケルなどのアクセサリーを装着した「GENUNE ACCESSORIES」も出展されており、現地での注目度の高さを感じました。
ボディサイズは全長4,575mm、全幅1,855mm、全高1,960mm、ホイールベース2,580mm。ショートオーバーハングと比較的短いホイールベースの組み合わせによって、狭い場所での取り回しと悪路走破性を両立させたパッケージといえます。
パワートレインには、実績のある2.7L 自然吸気ガソリンエンジンを採用。過酷な環境でも壊れにくく、整備性にも優れることを重視した、信頼性最優先のパワートレインといえます。駆動方式も、利便性より確実な駆動力伝達を優先したパートタイム式4WDを採用。電子制御に依存せず、「道具」としての確実さを選ぶあたり、まさにランクルの血統を感じます。




























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