今小さな高級車といえばハッチバックのノートオーラがあるが、やはりコンパクトな4ドアセダンの高級車が欲しいと思いませんか? 普段のアシにもフォーマルな場所にも使えるからだ。かつてそんな小さな高級セダンがあった。ローレルを思わせるサニーベースのローレルスピリットである。どんなクルマだったのか、紹介していこう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ボルドーの内装と独特なステアリングが眩しすぎる! ローレルスピリットの高級感とラングレーの蔵出し写真を一挙公開!(28枚)画像ギャラリーサニーベースのローレルスピリット
スカイラインの弟分がラングレーならば、ローレルの弟分は1982年1月に登場したローレルスピリットである。スピリット=精神とは言い得て妙な車名だが、非常にわかりやすい。今ならばローレル・ミニといったところだろうか。こちらもローレルの販売会社、日産モーター店のリクエストに応じて販売されたもの。
ラングレーはパルサーベースだったが、ローレルスピリットはサニーベースで、当時販売されていた4代目ローレルと同じ格子型のフロントグリルや高級感たっぷりのツートンカラーを採用して、サイズは小さいながらもローレルの雰囲気たっぷりだった。
インテリアもローレルと同じステアリングやモケット張りのシートを採用するなど徹底していた。明らかにベースとなったサニーとは一線を画していた。サニーに搭載されていた1.3Lエンジンはラインナップされず、1.5Lエンジンのみの設定だった(後に1.7Lのディーゼルエンジンも追加)。
お前、弟分じゃなかったのか!?
1986年8月には2代目へと進化し、グリルやエンブレムのみでローレル感を出していた初代とは異なり、フェンダーやバンパーなども専用のものとなり、ボンネットにマスコットが追加されるなど、より高級感をプラス。
ベースとなったのは引き続きサニーだったが、6代目への進化しており、最上級グレードには新開発のCA16DE型の1.6Lツインカムエンジンが搭載されるなどメカニズムも大きく進化していた。
その結果、ローレルスピリットの最上級グレードの価格が178.3万円なのに対し、ローレルの2Lモデルのエントリーグレードが158.2万円と本家よりも高くなると言う逆転現象も起こってしまっていたのだ。
奇しくもラングレー、ローレルスピリットともに、バブル期には絶版となってしまった。世の中が豊かになってくるとホンモノが欲しくなるということか。でもこのコンセプト好きだなあ、2トーンカラーも最近あまりみないし。
やはり50代以上のおじさんにとっては、5ドアハッチバックは若者が乗るエントリーカーのイメージはいまだあるし、昔あったルノーサンクバカラの域まで達していないからだ。
小さな高級セダンのローレルスピリット、もしくはプログレの再来のような、こんなコンセプトのコンパクトなセダンがいまの世に欲しい! みなさんどう思いますか?
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