人気のフレンチMPV「ルノー カングー」に、初夏の森をイメージした限定車「クルール」が登場。専用グリーンの個性と実用性を両立した100台限定モデルだ。アウトドア派や個性派ユーザーに刺さるポイントを、仕様とともに詳しく解説する。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
“森のカングー”はなぜ惹きつける? 限定車クルールの実力
フレンチMPVの定番として長年支持を集めるルノー カングーに、またしても“らしい”一台が追加された。今回発表された限定車「クルール」は、フランスの初夏の森をイメージした専用ボディカラー「ヴェール フォレ」をまとった特別仕様車である。
カングーといえば、道具感あふれる実用性と親しみやすいデザインが魅力だが、今回のクルールはその個性をさらに強調した仕立てだ。深みのあるグリーンは、いわゆるSUV的なアウトドア志向とは一線を画し、ヨーロッパ車らしい上質な自然感を演出。街中でも郊外でも“映える”存在感を放つ。
パワートレーンは2種類。1.3リッターガソリンターボ+7速EDC(デュアルクラッチ)と、1.5リッターディーゼルターボ+6速MTが用意される。日本市場では希少になりつつあるMTディーゼルの設定は、クルマ好きには見逃せないポイントだろう。ガソリンは40台、ディーゼルは60台と、性格の異なるユーザー層をしっかり意識した配分となっている。
装備面では、ブラックバンパーやブラックスチールホイールなど、タフな印象を高めるアイテムを採用。さらに「エクステンデッドグリップ」や16インチのオールシーズンタイヤも備え、舗装路からちょっとした悪路まで安心して走れる仕様だ。見た目だけでなく、実用面でもアウトドアユースにしっかり応えている点は、さすがカングーといえる。
限定100台の価値と“買い方”に注目
今回の「クルール」は全国でわずか100台限定。価格は439万円(税込)と、特別仕様車としては比較的現実的な設定だ。ただし販売方法は抽選制となっており、4月16日から26日までの期間に購入申込みを行う必要がある。もし抽選で枠に満たなかった場合は先着販売へ移行するが、例年の人気を考えれば早期完売の可能性は高い。
ここで気になるのは「限定車=見た目だけの違いでは?」という点だが、カングーの場合は事情が少し違う。歴代のクルールシリーズは、そのカラーリング自体がブランドの個性を象徴する重要な要素となっており、所有満足度の高さに直結している。いわば“色を買うクルマ”ともいえる存在なのだ。
今回のヴェール フォレも、単なる流行色ではなく、フランスの自然文化を感じさせるストーリー性がある。こうした背景込みで選べるのが、このモデルの面白さであり魅力だろう。
実用性、個性、そしてストーリー。3拍子揃った今回の限定車は、「人と違うカングーに乗りたい」というユーザーにとって、まさに狙い目の一台といえる。
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