スズキ ソリオは2025年1月の商品改良で全グレードがマイルドハイブリッド化され、すべてのグレードに2WDと4WDが設定されている。価格差は一律12万5400円、燃費差はWLTCモードで1.3km/L。この差をどう評価するか? 雪道や悪路での性能も踏まえ、どちらを選ぶべきか整理してみた!
文:ベストカーWeb編集部/写真:スズキ
【画像ギャラリー】コンパクトなのに頼もしすぎ!! マイルドハイブリッド化した新型ソリオの完成度に注目(15枚)画像ギャラリー価格差は一律12万5400円、燃費差は1.3km/L
2025年1月に商品改良を受けたスズキ ソリオ(3型)は、全グレードにマイルドハイブリッドを搭載し、ラインナップもシンプルに整理された。グレードはソリオが「HYBRID MG」「HYBRID MX」「HYBRID MZ」の3本立て、ソリオ バンディットが「HYBRID MV」の1グレードで、そのすべてに2WDと4WDが用意される。
4WDを選んだ際の価格差は、グレードにかかわらず一律12万5400円。ソリオの売れ筋グレード「HYBRID MX」(オーディオレス仕様)で言えば、2WD・CVTが205万1500円、4WD・CVTが217万6900円だ。
燃費はどうか。WLTCモードの数値は2WDが22.0km/L、4WDが20.7km/L。差は1.3km/L。マイルドハイブリッドの恩恵でどちらも優秀な数値だが、4WDの燃費低下は避けられない。仮に年間走行距離を1万5000km、ガソリン価格を1Lあたり170円として試算すると、2WDの年間燃料費はおよそ11万5900円。
4WDでは同じくおよそ12万3200円となり、その差は年間約7300円だ。微妙な額ともいえるが、4WDを選ぶと購入時に12万5400円多く払うだけでなく、燃料費も余分にかかる。コスト面では二重の負担になるだろう。
「雪道に備えたい」なら4WDを積極的に選ぶべき理由
では4WDは必要ないのかといえばまったくそんなことはない。ソリオの4WDはフルタイム方式を採用しており、発進時や滑りやすい路面での走行安定性に大きく寄与する。冬季に積雪・凍結路を走る機会があるなら、その恩恵は絶大だ。
スタッドレスタイヤを履いていても、2WDと4WDでは発進時のグリップ感が明確に異なる。雪国在住や、スキー場など積雪地帯へのドライブを年に数回でも予定しているなら、12万5400円の価格差は安全への投資として十分に合理的だ。
一方、都市部や温暖な地域に住み、年間を通じて積雪路を走ることがないなら2WDで十分。浮いた12万5400円をナビやドライブレコーダーなど快適装備に充てる選択のほうが、満足度は高くなる。
なお、ソリオは全車「寒冷地での使用を考慮した仕様」とスズキが明記しており、ミラーヒーターなど寒冷地装備を全グレードに標準採用している。4WDでなくても冬の日常使いにある程度対応できる点は覚えておきたいポイントだ。
結論として、4WDが「買い」になるのは積雪・凍結路を走る頻度が一定以上あるユーザー。平野部の都市生活者には2WDが合理的な選択といえるだろう。
【画像ギャラリー】コンパクトなのに頼もしすぎ!! マイルドハイブリッド化した新型ソリオの完成度に注目(15枚)画像ギャラリー

















コメント
コメントの使い方