ガソリン代だけでなく、タイヤやバッテリーなどクルマの消耗品にも値上げの波がじわじわ来ている。原油高、物流費、人件費、原材料費の上昇は、カー用品の価格にも無関係ではない。交換時期が近いなら、早めの点検が財布を守る一手になるかもしれない。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、Adobe Stock(トビラ写真=Peak River@Adobe Stock)
【画像ギャラリー】ガソリンだけじゃない……! エンジンオイルから洗車用品まで、、、物価高の影響を受けまくるカー用品たち(5枚)画像ギャラリータイヤは値上げの本命!! 4本交換だと差が大きい
まず値上がり候補の筆頭はタイヤである。すでに国内タイヤメーカーから6月の価格改定の発表も出ており、これはもう「上がるかも」ではなく、かなり現実的な話だ。
タイヤは天然ゴム、合成ゴム、カーボンブラック、スチールコードなど多くの原材料を使ううえ、製造にも輸送にもエネルギーが必要になる。そこに物流費や人件費の上昇が重なれば、価格に反映されやすい。
特に痛いのは、SUVやミニバンの大径タイヤだ。1本あたりの単価が高く、交換は基本的に4本セット。仮に数%の値上げでも、合計額ではなかなかの差になる。残り溝が少ない人は、次の車検前に慌てるより、早めに見積もりだけでも取っておきたい。
エンジンオイルは原油高の影響を受けやすい
エンジンオイルも値上がりが気になる用品だ。オイルそのものはもちろん、添加剤、樹脂容器、輸送コストなど、石油関連コストの影響を受ける要素が多い。スズキの販売店などはオイル交換は在庫確認のうえ予約制という案内も出している。
最近のクルマは低粘度オイル指定も多く、安いオイルなら何でもいいというわけにはいかない。ターボ車、ハイブリッド車、輸入車などでは、指定規格を外すとエンジン保護の面で不安が出る。値段だけで選ぶのは危険である。
ただし、値上がりが心配だからといって、むやみに買いだめする必要はない。大事なのは、交換時期を過ぎたまま放置しないことだ。半年以内に交換予定があるなら、セール時や点検時に前倒しするのはアリだろう。
【画像ギャラリー】ガソリンだけじゃない……! エンジンオイルから洗車用品まで、、、物価高の影響を受けまくるカー用品たち(5枚)画像ギャラリーバッテリーは突然死が怖い!! 値上げ前に状態確認を
バッテリーも要注意だ。原材料や部材、エネルギーコスト、物流費の上昇を理由に、すでに価格改定を発表しているメーカーもある。しかもバッテリーは、ダメになる時が突然なのが厄介である。
最近のクルマは電装品が多く、アイドリングストップ車用やハイブリッド車の補機バッテリーは価格も高めだ。出先でバッテリー上がりを起こすと、交換費用だけでなく、時間と精神力までゴリゴリ削られる。
3年以上使っている、始動が重い、点検で弱りを指摘された。そんな人は、価格だけでなく寿命面でも交換を考えるタイミングだ。安さだけを追うより、適合品を確実に選ぶことが大切である。








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