日本市場で売れているクルマは果たしてグローバル市場での人気とかぶるのか? 本企画では、直近の日本での販売データをもとに、各インポーターブランドの人気トップ5(ブランドによってはトップ3)を割り出し、日本市場での傾向を検証してみる。
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※本稿は2020年4月のものです
文・写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年5月10日号
■根強い3シリーズ人気 BMW
●BMW トップ5
1)3シリーズセダン
2)1シリーズ
3)X1
4)3シリーズツーリング
5)X3
●BMW 3シリーズセダン(461万~985万円)
●BMW 1シリーズ(334万~633万円)
●BMW X1(438万~650万円)
ベストカー読者にも人気が高い輸入車ブランドといえばBMWが定番だが、そのなかでも昨年1月にデビューした現行3シリーズセダンは不動の人気。以下、従来のFRからFFモデルになった1シリーズ、ビッグマイチェンを実施されたクロスオーバーSUVのX1が続いている。
■新型Aクラス強し!!! メルセデスベンツ
●メルセデスベンツ トップ5
1)Aクラス
2)Cクラス
3)CLAクラス
4)GLCクラス
5)Bクラス
●メルセデスベンツ Aクラス(337万~798万円)
●メルセデスベンツ Cクラス(489万~1467万円)
●メルセデスベンツ CLAクラス(446万~875万円)
ドイツ御三家のなかでもBMWと双璧を争うメルセデスベンツは、やはり昨年から新型モデルに移行した歴代4代目となる現行Aクラス(ハッチバック車)が日本での人気を集めている。デザインはオグロメジロザメをモチーフにしたという現行3代目CLSクラスと近いイメージのエクステリアになっている。
2位になったCクラスは2014年7月に日本市場へ導入された古参モデルだが、さすがの存在感を示している。2018年7月のマイチェンでは1.5Lターボ+48Vマイルドハイブリッドシステムを追加設定。
昨年8月には現行Aクラスをベースとする4ドアクーペモデル、CLAクラスが日本導入され、その2カ月後にシューティングブレークも追加されている。トップ5までを見ても日本ではFFモデルが圧倒的な支持を得ているようだ。
■Q2がA3を急追! アウディ
●アウディ トップ5
1)A3(セダン、SB)
2)Q2
3)A4(セダン、アバント)
4)A1スポーツバック
5)Q5
●アウディ A3(304万~465万円)
●アウディ Q2(312万~419万円)
●アウディA4(455万~670万円)
今年3月にドイツ本国では新型となる4代目モデルに切り替わったA3だが、モデル末期の今でも日本では支持を集める。3位のA4に囲まれる形でコンパクトSUVのQ2が2位にランクインしてきたのにも注目。
A3が日本市場で新型に切り替わるまでは、現状で4位に入っているA1スポーツバックが上位になることも考えられるだろう。
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