あの舘ひろしさんが2024年の「帰ってきた あぶない刑事」インタビュー以来の2年ぶりのベストカー登場です!6月19日公開の「免許返納!?」に南条弘役として出演します。免許の映画で南条弘といえばあの作品を思い出す方も多いのでは?作品に付けられた「舘さん史上最高のノンストップドライブコメディ」というキャッチコピーに担当も今から公開が待ちきれません!気になる見どころを舘さんに伺いました。(ベストカー6月26日号からの転載です)
文・インタビュー/山本孟毅 写真/大坪尚人(講談社)
ヘアメイク/岩淵賀世 スタイリスト/中村抽里
舘さんに訊く『免許返納!?』の見どころは?コメディの師匠はやっぱりあの方!!
―『免許返納!?』ご出演の経緯を教えていただけますか
舘ひろしさん(以下敬称略、舘) 『帰ってきた あぶない刑事』(2024年公開)を撮っている時に、本作のプロデューサー2人から、「今度、『免許がない!』(1994年公開)のアナザーストーリーをやりたいんです」という、話をもらいまして。僕も『免許がない!』をもう一度やりたいということで、即答で「ぜひやらせていただきたい」と申し上げました。
―劇中の南条弘も舘さんもスター俳優だと思うのですが、演じる中で舘さんご自身と重なる部分はありますか?
舘 僕はスター俳優ではないですよ(笑)。役作りに関しては基本的には僕の中にあるコミカルな部分、ハードボイルドな部分を作品によって増幅して演じるタイプで。ですから、どの部分も自身の中にあるものなんですね。南条弘も「舘ひろしの中にある一部」だと思っています。
―実際に共演者の方と一緒に撮影していく中で、印象的なエピソードはありますか?
舘 『帰ってきた あぶない刑事』でもご一緒した西野七瀬さんが今回、南条のマネージャー役・川奈舞として出演しています。僕が彼女にいろんなお芝居のアイディアを提案したんですけど。彼女は全く嫌がることもなく演じてくれまして、そのことが僕にとって助けになりました。
―舘さんからご提案された具体的なシーンを教えていただけますか?
舘 映画の最後の方に僕がヤクザに追いかけられて、(逃げるために)オートバイに乗ろうとするシーンがあるんです。そこで西野くんが『乗っちゃダメ!』と体を張って僕を止めるんですが、そのシーンは最初、台本になくて、監督に足してもらいました。それがないと彼女はただただずっと文句を言ってる女の子のマネージャーで終わってしまうんですが、その体当たりの場面があることによって、南条に対する愛が感じられるんです。僕はそのシーンがすごく好きで、演技の際の西野くんの感覚、感性というか。素晴しかった。

―試写を拝見しましたが、西野さんがとてもはじけていらっしゃいました
舘 ただ、この役をやっちゃうと「今までのイメージが壊れちゃうけど平気?」って西野くんに訊いたら「大丈夫です!」っておっしゃっていました(笑)。
―宇崎竜童さん演じるライバル俳優・尾崎誠がハリウッド作品への出演が決まったという知らせをマネージャーさんから聞かされて、南条が運転中のクルマの中で悔しさのあまり「ギャー」と叫んでいるシーンがあります。ダンディな舘さんとのギャップが楽しく、印象的でした。こちらは舘さんのアイディアでしょうか?
舘 そうなんです。あと、「ギャー」って叫んだシーンのあとに(マネージャーの川奈が)「あなたは怪獣ですか?」「怪獣役もいけますね」っていうセリフ案があったんですが……(プロデューサーさんを見て)入れてほしかったなあ……入れようよ!足してくれる(笑)?
―今作は「舘さん史上最高のノンストップドライブコメディ」というキャッチコピーがあります。舘さんといえば、ダンディ、ハードボイルドというイメージがすごく強いですが、コメディや柔らかいお芝居への思いはいかがでしょうか?
舘 コメディは僕の不得意科目なんです。僕のコメディの師匠は(『あぶない刑事』でバディを組む)柴田恭兵クン、恭サマですね。彼みたいなキレのイイお芝居のように上手く行かないんですけれども。でも、僕はいつも「恭サマだったらどういう風に演じるだろう?」と色々なことを考えながらお芝居に取り組んでいます。
―大の『あぶない刑事』ファンとしてはとってもうれしいお言葉です!(続く)




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