こぢんまりとした会社組織で良いクルマを安く提供するイメージのあるスズキ。そんな「おれたちの自動車メーカー」であるスズキが、登録車の販売好調で国内販売台数第2位へと大躍進。「おれたちのスズキ」が「世界のスズキ」になる!?
※本稿は2026年4月のものです
文:角田伸幸/写真:スズキ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年5月26日号
歴史的なオーバーテイク! スズキが国内販売第2位に
日本の自動車メーカーの「風景」が変わりつつある。2025年度、ホンダに代わって国内販売第2位となったのはスズキだ。
業界団体が発表した2025年度の乗用車国内新車販売台数(軽自動車含む)で、スズキは前年度比2%増の72万5008台を記録し、1993年度以降で初めて2位に浮上した。
2012年度からその座を守ってきたホンダを抜く歴史的な逆転劇で、スズキのこの成績は、軽自動車の販売競争が過熱した2014年に次ぐ高水準だという。
快進撃を支えたのは登録車の伸び。2025年4月発売の「ジムニーノマド」など、ジムニーシリーズが月6000台前後と好調で、登録車全体では27%増の16万8376台に達した。前年比4.8%減だった軽自動車を登録車が補った。
一方、ホンダは9%減の60万9246台と沈み、日産も2025年の年間販売台数で過去最低の39万8813台と低迷した。
軽自動車中心のビジネスから、登録車を軸とした成長へと舵を切ったスズキ。日本を駆動する新たな主役となるかも?
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