ええええ、ライトでこんなことできるんかい!!  新型カロクロで始まったライトの未来がスゴい

ええええ、ライトでこんなことできるんかい!!  新型カロクロで始まったライトの未来がスゴい

 マイチェンで超絶イケメン顔になった新型カローラクロスだが、初装備の機能がある。シグナルロードプロジェクションという名の光モノ好きにはたまらない装備である。安全性はもちろんのこと目新しさもあって動画を公開するや否や反響多数!! これを開発した小糸製作所に疑問とこれからの未来を聞いてみた。結論からいえば、ライトの未来は明るすぎるのだった。

文:ベストカーWeb編集部/写真:小糸製作所・ベストカーWeb編集部

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ウィンカーが安全にこんな寄与するとは!! 法改正が追い風になるのはデカい

カローラクロス(写真中段)に採用されたことでもおなじみのシグナルロードプロジェクション
カローラクロス(写真中段)に採用されたことでもおなじみのシグナルロードプロジェクション

 この10年くらいの間でウィンカーで話題となったのは流れるウィンカーであったが、最近は採用する車種も減ってきている状況である。

 高級車からはじまり、軽自動車にまで採用されるほど、当たり前の装備になるかと思いきや、その流れは途絶えそうな状況に。なかなか次の一手が現れていなかったが、新型カローラクロスの登場でその流れは変わりつつある。そう、シグナルロードプロジェクションである。

 簡単に説明すると、ウィンカーを出すと進行方向を示すライトが地面に照射されるというモノ。走行中常に起動するわけではなく、交差点での右左折時などに現れる代物で、エンタメ機能かと思いきや全然違う。狙いは安全なのだ。

 たしかに狭い路地に向かって曲がろうとする時に突然自転車や歩行者が現れることもしばしば。ドライバーも相手も驚くなんてシーンも多々。最悪の場合は出会い頭に接触なんてこともあるのだ。でも、このシグナルロードプロジェクションは進行方向に向かって地面を照らしてくれるため、突然クルマに気づくといったことが少なくなるのだ。

採用車種増えたら地面はウィンカーだらけに!? いやいやそんなことはないんです

赤い矢印の先で示されている部分に仕込まれている。驚きの小ささだ
赤い矢印の先で示されている部分に仕込まれている。驚きの小ささだ

 たしかに画期的なシステムであるが、仮に採用車種が増えたら地面がウィンカーランプだらけになるのでは? という疑問も生まれてくる。じつはこの機能はどんな場面においても発動されるわけではなく、低速域において機能するのだ。加えて狭い路地などが真の狙いゆえ、車線変更などといったシーンでも発動しないのだった。

 このシグナルロードプロジェクションはヘッドライトのウィンカー部分にかなり小さな機構がつけられるだけ。そのためライトのデザインに大きく影響しない。

 ちなみに近い将来に法改正が実施される見込みでこのシグナルをより明るく発せられるようになるという。たしかにカローラクロスで試しても辺りがかなり暗くならないと認識しにくいという印象であったのだが、今後は日没後であればかなり目立つようになるという。

 後付けなどはできないが、これはインパクトもあるうえ安全にも寄与するのだからもっと採用車種が増えて欲しいところ。しかも法改正も追い風となりそうである。

バックランプでそんなことできちゃうの!? 駐車苦手勢にも安心のライトってなに!?!?

写真を見ての通り、バックライトから伸びた光が地面に!
写真を見ての通り、バックライトから伸びた光が地面に!

 気になるのがこの機能の次なる一手である。直近ではバックライトへの採用も検討中なのだ。というのも後退時は歩行者などからすればクルマがどちらに動くか予測しにくいうえ、免許を持っていない若年層などにもクルマがこれから動く位置を予告できるため、うってつけの安全機能となるのだ。

 イメージとしてはシグナルロードプロジェクションと同様で、バックランプを地面に映し出すというもの。現段階ではバックライトを地面に照らすというイメージだが、将来的にはハンドルの動きと連動するように改良していくという。

 ちなみにこの技術、単に自車の動きを周りに知らせるだけでなく、ドライバーにも駐車時にかなり役立つという。ハンドル連動さえできれば、バックモニターのインジケーターのように地面のバックランプをみれば、このまま進めば駐車できる、あるいは切り返しが必要と言った案内まで可能となる未来が待っているのだ。

 世界は自動運転技術に関して盛り上がりつつあるが、実装されるにはまだまだ時間がかかるはず。当然それまでは我々人間が操作するわけで、そんな折に少しでも事故を減らしていきたいもの。小糸製作所謹製のライト技術で、安全性が大幅に変わる可能性があるのだ。単にエンタメ機能? と思っている方も、ぜひこの技術に注目いただきたい。アイデア一つでこんなに変わるとは、脱帽です。

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