人気車ほど納期が長かったり、価格が予算を超えたりして購入をあきらめるケースは少なくない。しかし視点を少し変えれば、本命に負けない魅力を持つ”代替モデル”が存在する。今回はクラウンクロスオーバー、フェアレディZ、RAV4を例に、それぞれの代わりとして有力なモデルをピックアップ。その実力と選ぶメリットを検証していく!
※本稿は2026年5月のものです
文:清水草一/写真:スバル、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年6月10日号
※文中の評価点数は100点満点。良い代替案と思われるほど高得点となる
トヨタ クラウンクロスオーバーに代わる選択
●元々欲しかったクルマ……トヨタ クラウンクロスオーバー
●欲しかったクルマの代替案……トヨタ プリウス
●清水草一氏の評価……88点(四隅の見切りがやや良くないが、それが気になるならほかのSUVに)
クラウンクロスオーバーからプリウスへのチェンジは、大アリだよね。そもそもこの2台、デザインも走りもぜんぜん違うと言えば違うけど、けっこう似てるとも言える。どっちも流れるようなスタイリッシュなデザインだし、ハイブリッドだし、ちょっと大きさが違うだけ、みたいなもんだ。
クラウンのほうが着座位置が高くて見晴らしがいいのと、プリウスのほうが四隅の見切りが悪いとかはあるけど、そのへんにこだわるなら、普通のSUVにすればいい。これだけの予算があれば、いろんなのが選べるから。
日産 フェアレディZに代わる選択
●元々欲しかったクルマ……日産 フェアレディZ
●欲しかったクルマの代替案……トヨタ GR86/スバル BRZ
●清水草一氏の評価……88点(FRスポーツの選択肢があること自体がありがたい)
続いてフェアレディZからGR86/BRZへの転進。これも順当だ。なにせ選択肢がほとんどない。クラスはちょっと違うけど、ぜいたくは言えない。むしろ、GR86/BRZみたいなコンパクトなスポーツクーペが残っていることに感謝しなきゃいけない。
GR86/BRZじゃなかったら、ロードスターRFだろう。あれはフォルムもZに近い。でもエンジンはGR86/BRZのほうがパワフルだし気持ちいい。なんかちょっと日和ってるイメージもある。好みの問題だけど。
【画像ギャラリー】購入予算3割ダウン!! 500万円改め350万円で探すさらに魅力あふれる愛車候補たち(9枚)画像ギャラリートヨタ RAV4に代わる選択
●元々欲しかったクルマ……トヨタ RAV4
●欲しかったクルマの代替案……スバル クロストレックS:HEV
●清水草一氏の評価……93点(FRスポーツの選択肢があること自体がありがたい)
RAV4からクロストレックSハイブリッド。これなら格下げ感はまったくない。そもそもRAV4って、イメージよりもだいぶ値段が高いって思うんだよね。
なにしろ世界のベストセラーカーじゃない。世界で一番一般的、万人受けのクルマなわけだ。それが約500万円なんだから。円安と日本人が貧乏になったことが原因だけど、俺なら絶対買わないクルマだ。
でもクロストレックのSハイブリッドは、クルマ好きとして大アリな選択でしょ。あるいはCX-5や、CX-30あたりだろうか。CX-60の安いヤツも射程圏内に入る。2L e:HEVのZR-Vもいい。
ZR-Vは形がちょっと餃子っぽいのが気になるならヴェゼルだな。ドーンとクラスを下げたってぜんぜんいいと思うんだ。
だから、私が超お薦めのクロスビーだっていい。別になんだっていいじゃない。中高年になれば、そんなに積む荷物もないし、乗る人数も減るんだから、だいたい。












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