ホンダ WR-Vに設定された特別仕様車ブラックスタイルは、その名のとおり黒パーツで内外装を引き締めた1台だ。ベースは人気のZとZ+。もともと価格の安さと広さで勝負するWR-Vに、見た目の満足感をグッと上乗せしてきたのがこの仕様である。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ホンダはクルマ界の「黒のカリスマ」!? さし色でさらにひきしまったWR-Vブラックスタイルの内外装をイッキ見!(13枚)画像ギャラリー黒アクセントでWR-Vのゴツさが一段アップ!
WR-Vは、214万9400円から狙えるホンダのコンパクトSUVだ。全長4325mm、全幅1790mm、全高1650mmという堂々サイズで、見た目にもかなりしっかりSUV感がある。そこに2025年3月の一部改良で加わったのが、Z/Z+特別仕様車ブラックスタイルだ。
ポイントは、ブラックを基調にした内外装パーツ。電動格納式リモコンドアミラー、アウタードアハンドル、シャークフィンアンテナをクリスタルブラック・パールとし、17インチアルミホイールはベルリナブラック。さらにブラックホイールナットまで備える。細かい部分だが、こういう黒化は見た目の印象をかなり変える。
WR-Vはもともと角張った力強いデザインが売りだが、ブラックスタイルはそこに締まりが加わる。メッキやシルバーの華やかさではなく、少し精悍で落ち着いた雰囲気。SUVらしいタフさを残しながら、街で見ても安っぽく見えにくいのがいい。
価格差を考えるとZ+ブラックスタイルはかなり狙い目だ
価格はZブラックスタイルが248万3800円、Z+ブラックスタイルが258万600円。通常のZは239万8000円、Z+は254万9800円だから、価格差はZで8万5800円、Z+で3万800円となる。とくにZ+ブラックスタイルは差額が小さく、見た目重視ならかなりおいしい選択だ。
インテリアも専用感がある。本革巻ステアリングホイールはブラックステッチ入りで、ピアノブラック調ステアリングガーニッシュ、ピアノブラック調ドアライニングガーニッシュ、ピアノブラック調エアコンアウトレットガーニッシュなどを採用。シートはプライムスムース×ファブリックのコンビシートで、こちらもブラックステッチ入りだ。派手さはないが、乗り込んだ瞬間の質感は確実に上がる。
もちろんWR-V本来の実用性はそのまま。WLTCモード燃費はZ/Z+系で16.2km/L。クラストップレベルをうたう大容量ラゲッジも魅力で、普段使いからレジャーまでしっかり受け止める。ハイブリッドや4WDはないが、その割り切りが価格のわかりやすさにもつながっている。
結論として、ブラックスタイルは「絶対に必要な装備」ではない。だが、WR-Vを買うなら見た目の満足感はかなり大事だ。安さで選んだSUVが、黒パーツでグッとカッコよく見える。このちょい足し感こそ、ブラックスタイル最大の魅力。特にZ+ブラックスタイルは、かなり買い得感のある特別仕様車だ。
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