ハリアーはモデル末期でもまだ買いか? 熟成SUVだからこそ光る魅力とは

ハリアーはモデル末期でもまだ買いか? 熟成SUVだからこそ光る魅力とは

 現行ハリアーは登場から時間が経ち、次期型のウワサも気になる時期に入った。それでもなお、街で見かけると「やっぱりカッコいい」と思わせる力がある。いま選ぶ意味はあるのか? 熟成SUVとしての魅力を改めて見ていきたい。

文/写真:ベストカーWeb編集部

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モデル末期でも色あせない!! ハリアーの強みは“雰囲気”にある

艶やかなエクステリアで大人の色気を引き立てる
艶やかなエクステリアで大人の色気を引き立てる

 現行ハリアーは2020年に登場した4代目モデル。すでにモデルライフ後半どころか、次期型を意識する人も増えてきたタイミングだ。だが、だからといって魅力が薄れたかといえば、まったくそんなことはない。

ハリアー最大の武器は、スペック表だけでは測れない上級感だ。全長4740mm、全幅1855mm、全高1660mmというサイズは、いま見ても堂々としている。SUVでありながらクーペ的なルーフラインを持ち、ギラギラしすぎず、でも地味ではない。この“ちょうどいい色気”こそハリアーの真骨頂だ。

 価格はGのガソリン2WDが371万300円から。ハイブリッドGの2WDは430万1000円、Zのハイブリッド2WDは477万700円となる。PHEVはGが547万300円、Zが626万100円だ。もちろん安いクルマではないが、内外装の見せ方、静粛性、乗り味のしっとり感を考えると、今でも「高級SUVっぽさ」を味わえる一台として強い。

 燃費も現役感は十分。ガソリン車はWLTCモード14.8~15.8km/L、ハイブリッド車は21.7~22.7km/L、PHEVは20.5km/Lで、プラグインレンジは93km。新しいSUVが次々出てきても、ハリアーの総合力はそう簡単には崩れない。

受注のチャンスは突然来る!? 欲しい人は販売店との連絡を密に

街乗りではモーターを積極的に使い高速道路では伸びやかな加速を発揮する
街乗りではモーターを積極的に使い高速道路では伸びやかな加速を発揮する

 ただし、いまハリアーを狙ううえで最大の注意点は受注状況だ。現状、基本的には受注を停めている状態と考えたほうがいい。モデル末期や改良前後のタイミングでは、生産枠、販売店ごとの割当、キャンセル車などで状況が動きやすい。つまり「欲しい」と思った時に、いつでも好きな仕様を注文できるとは限らない。

 一方で、販売店によっては突如として受注を受け付ける場合がある。ここが悩ましくも面白いところだ。チャンスは大きな看板を掲げてやってくるとは限らない。希望グレード、ボディカラー、ガソリンかハイブリッドかをあらかじめ決めておき、販売店に「枠が出たら連絡してほしい」と伝えておくのが現実的だ。

 2025年6月には一部改良に加え、特別仕様車のナイトシェードも設定された。黒い加飾で引き締めた仕様は、ハリアーの大人っぽさと相性がいい。モデル末期という言葉だけ聞くと古く感じるが、実際には熟成が進み、装備や仕様も整理された“完成度の高いハリアー”と見ることもできる。

 次期型を待つのももちろんアリだ。しかし、新型は価格上昇や納期長期化の可能性もある。いまのハリアーのデザインに惚れていて、条件に合う1台が出てきたなら、それはかなり濃いチャンス。モデル末期だからこそ、迷っている間に逃げる。ハリアーは今もなお、そう思わせるだけの華を持ったSUVだ。

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