2025年5月、お待ちかねのトヨタ ランドクルーザーFJが販売を開始した。そこで、大きさ的にも価格的にも手に入れやすくなった「身近なランクル」の魅力の数々を、もう一度改めておさらいしたい。悪路走破性はファミリー随一だ!?
※本稿は2026年6月のものです
文:ベストカー編集部/写真:トヨタ
初出:『ベストカー』2026年7月10日号
存在感は超ビッグ!
デビューが待たれていたランドクルーザーFJが2026年5月14日、いよいよ正式発表となり、発売を開始した。
ランドクルーザーファミリーの末弟と評されるランクルFJだが、その存在感はランドクルーザーの名を冠するにふさわしいものだ。
価格は450万100円。直4、2.7Lガソリンエンジン(2TR-FE型)を搭載する「VX」ワングレードのみの設定となっている。組み合わされるトランスミッションは6ATだ。
ランクルFJはタイで生産される輸入車。頑強なラダーフレームを採用するが、これは兄貴分のランクル250や300のGA-Fプラットフォームではなく、ハイラックス系に使われるIMVプラットフォームをベースに、ランクルFJのために強度を高めるなどの専用設計をしたものだ。
ホイールベースは250や300の2850mmに対し、270mm短い2580mmとなる。70のラダーフレームとも異なるアーキテクチャーだ。
サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアはコイルスプリングを組み合わせた4リンク式リジッドアクスルで、これは250や300と同じ形式だ。
4WDシステムは2駆(2H)と4駆(4H)をダイヤル式スイッチで切り替えるパートタイム式を採用する。もちろん副変速機を備え、4Lモードで本格的な悪路走行に対応する。
全長4575mmはRAV4の4600mmよりも短く、全幅1855mmはRAV4と同じ数値なので、FJは思いのほかコンパクト。最小回転半径はRAV4の5.7mよりも小さい5.5mなので、日本の狭いオフロードでも扱いやすいだろう。
ますます気になるランクルFJの細部をさらに深掘りしていこう。
【チェック1】ラダーフレームはFJ専用開発
ランクルFJはラダーフレームを採用するが、これは先述のとおりランクル250や300のGA-Fプラットフォームとは異なる。
タイを中心としたアジア圏の商用モデルに広く採用される「IMVプラットフォーム」のラダーフレームを、ランドクルーザー用にブレースの追加など強化して専用開発したものだ。IMVプラットフォームはハイラックスにも採用されている。
ランクル250&300は2850mmのホイールベースとしており、これがトレッドや車体サイズなどとの“黄金比”とされるが、FJはよりコンパクトで、狭いオフロードでも扱いやすい車体サイズとしている。
ホイールベースも270mm短い2580mmとすることで、最小回転半径5.5mとしている。これは250の6.0mより0.5m小さく、機動性に優れる。
サスペンションはフロントが独立懸架のダブルウィッシュボーンで、リアはラテラルロッド付き4リンクリジッド式。前後ともにコイルスプリングだ。
【画像ギャラリー】RAV4よりコンパクトって本当!? 新型ランクルFJの内外装を徹底チェック(20枚)画像ギャラリー






















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