日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が、2020年6月4日、2020年5月の車名別販売台数ランキングを発表した。
コロナ禍の影響拡大で販売台数の大幅減が懸念されるなか、販売台数ランキングに大きな変動はあったのだろうか?
文/ベストカーWeb編集部
写真/ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】5月の「新車販売ベスト50」4月から順位は大きく変動した?
ヤリスがフィットを抑え2ヵ月連続1位
日本自動車販売協会連合会は2020年6月4日11時、2020年5月の登録車の車名別販売台数ランキングを発表した。
登録車の販売台数1位に輝いたのはトヨタヤリスで、1万388台を販売し、2ヵ月連続で1位となった。2位は7916台でライズが入った。
ライズは、4月の7位から大きくランクアップし、1月、2月にトップとなった以来のランクイン。3位のフィットは4月の2位から1つ順位を落とした。
トップ10の内、7台をトヨタ車が占めた一方、日産車はノートが10位に入るのがやっとで、ノートは3月の5位、4月の13位と低迷が続いている。
■2020年5月登録車販売台数ランキング
1位:ヤリス 1万388台
2位:ライズ 7916台
3位:フィット 7235台(110.8%)
4位:カローラ 6540台(89.5%)
5位:アルファード 5750台(110.6%)
6位:シエンタ 4344台(57.3%)
7位:ルーミー 3713台(48.0%)
8位:フリード 3612台(54.9%)
9位:プリウス 3499台(31.8%)
10位:ノート 3470台(43.1%)
※カッコ内は対前年比
コロナ禍の影響で、対前年比は3割~7割減のクルマがほとんどを占める一方で、アルファードは対前年比110.6%(5位)と大きく販売台数を伸ばしたほか、レクサスのSUVも好調だった。
レクサスは、NX300H/219.4%(39位)、RX450h/193.2%(46位)、RX300/213.1%(47位)、NX300/144.2%(48位)と、軒並み対前年同月比100%超えを達成している。
続いて、5月の登録車販売台数において対前年同月比が悪かった「対前年同月比ワースト10」を紹介していきたい。
ただし、コロナ禍の影響で各メーカー、生産工場の稼働休止や生産調整などで納車が遅れている場合もあり、一概に販売が激減したとはいえないので注意が必要だ。
■2020年5月登録車販売台数・対前年同月比ワースト10
1位:フォレスター 22.5%(568台)
2位:カムリ 26.1%(503台)
3位:スイフト 26.5%(680台)
4位:インプレッサ 28.9%(875台)
5位:ソリオ 29.8%(1142台)
6位:クロスビー 30.9%(611台)
7位:プリウス 31.8%(3499台)
8位:ステップワゴン 33.2%(1308台)
9位:ヴェゼル 34.1%(1643台)
10位:RAV4 34.9%(2382台)
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