コロナウイルスの影響で、自動車業界の動きは止まったままだが、収束後に向け数多くのニューモデルがスタンバイしている。
今回はマツダ2(旧デミオ)、レヴォーグ、アウトランダーPHEV、MX-30など、「コロナ後」の世界のベーシックカーとしても大活躍しそうなマツダ スバル 三菱のクルマたちの最新情報を大紹介する。
状況が状況だけに発売時期の予定は変動する可能性も高いが、状況が状況だけに待つ楽しみが増えたと考え、メーカーの皆さんの無事を祈りながらニューモデルの登場を待ちたい。
【画像ギャラリー】本稿だけでは紹介しきれない!!! さらなる期待のクルマたちも含めニューモデルをギャラリーでチェック!!!!
※本稿は2020年4月のものです/文・写真:ベストカー編集部/初出:『ベストカー』 2020年5月26日号
■スバル NEWレヴォーグ(2020年9月デビュー予定)
今年9月登場予定の次期レヴォーグ。
スケジュール的には、まず200ps/30.0kgmの1.8L直噴ターボが登場し、その約1年後に2.4L直噴ターボが追加されるスケジュール。SGPによるしっかりした土台と新エンジンで走りが大きく進化すること確実だ。
アイサイトも次世代型に進化し、ステレオカメラに加えて4つのレーダーによる360度のセンシングが可能になるほか、渋滞時のハンズオフにも対応。
あらゆる性能が大幅に向上する。
【NEW レヴォーグ予想スペック】 全長4755×全幅1795×全高1480mm/ホイールベース 2670mm/車重 1520kg/エンジン 水平対向4 1.8Lターボ(200ps/30.0kgm)/予想価格 330万~420万円
■マツダ MX-30(2020年9月デビュー予定)
●内燃機関だけじゃない マツダらしさ全開のEV!
CX-30とプラットフォームを共用して開発されたEV。クーペSUVのボディは後席ドアが観音開きになっているのが特徴のひとつだ。
さらにマツダが走る楽しさの大切さをアピールしたEVでもあり、そのパワーユニットには143ps/27.0kgmを発揮するモーター、容量35.5kWhのバッテリーを搭載する。
■三菱 NEWアウトランダーPHEV(2020年11月デビュー予定)
国産最良のプラグインハイブリッド車(PHV)の呼び声が高いアウトランダーPHEVだけに、次期モデルの注目度と期待度は高い。
提携関係のある日産のエクストレイルとプラットフォームを共用する可能性が高いが、細部の作り込みは別。三菱は得意のPHVと4WD技術に磨きをかけて、差別化を図る。
パワーユニットは現行型をベースとする前後2モーターの4WDで、エンジンは直4、2.4Lを改良して継続採用。
電気だけで走れる距離を現行の60kmから100kmまで大幅に向上させ、4輪総合制御システムのS-AWCもさらに進化させる。
このほかノーマルガソリンエンジンの2L、2.4Lも用意し、オールマイティなクルマとなる。
【NEW アウトランダーPHEV】 全長4700×全幅1810×全高1730mm/ホイールベース2700mm/車重 1900kg/エンジン 直4 2.4L+2モータープラグインハイブリッド(システム出力約220ps)/予想価格 500万~550万円
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