新型日産 エルグランドの運転席に座れば、まず目を奪われるのが横一文字に広がる巨大な画面だ。メーターとセンターディスプレイは、ともに14.3インチ。2面をシームレスにつなぎ、日産いわく約27インチ画面のような見栄えを実現した。大きいだけでなく、本当に使いやすいのか?
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ベースグレードでも十分!? 案外画面サイズの違いはわかりにくいかも(5枚)画像ギャラリー運転情報とナビを2つの画面で分担!
約27インチ級といっても、1枚の超横長ディスプレイではない。運転席正面のアドバンスドドライブアシストディスプレイと、中央のNissanConnectインフォテインメントシステムを一体的に配置したものだ。
メーター側には速度や走行状態、運転支援など、走るために必要な情報を表示。センター側ではナビゲーション、オーディオ、車両機能などを操作する。それぞれの役割を分けながら見た目はひと続きにしたことで、視線を大きく動かさずに多くの情報を確認できる。
高精細かつ高輝度の液晶を採用し、昼夜を問わず鮮やかな表示を狙ったのもポイント。2つの画面は高速通信で連携し、始動時にはメーターとセンターディスプレイのアニメーションが連動する。機能だけでなく、乗り込んだ瞬間の高揚感まで演出する仕掛けだ。
インストルメントパネル上のスイッチ類も、ドライバー側へ向けて配置。大画面を置いて終わりではなく、見やすさと手の届きやすさまで考えられている。
Googleの音声操作で大画面の弱点をカバー!
巨大なタッチパネルは確かに情報を見やすいが、走行中の操作では指の移動が面倒に感じないだろうか。エルグランドはその対策も考えている。Google搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムだ。
Google マップによるルート検索に加え、「OK Google」と話しかければ目的地の変更、通話、メッセージ、エアコンの温度調整などを音声で操作できる。画面が大きくても、運転中に手を伸ばす回数を減らせるわけだ。スマートフォンで保存した場所を連携でき、Google Playから対応アプリも追加できる。
ただし14.3インチ2面が全車標準というわけではない。G e-4ORCEとVIP e-4ORCEには標準装備されるが、X e-4ORCEの標準仕様はメーター、センターディスプレイともに12.3インチ。14.3インチ化するにはメーカーオプションのセットを選ぶ必要がある。
約27インチ級という迫力は文句なし。それでいて情報を左右へ整理し、音声操作も組み合わせた新型エルグランドの大画面は、見栄えだけの装備ではない。使いやすさまで考えた、まさに新世代の高級ミニバンらしいコクピットだ。
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