ルーフがリアへ向かってなだらかに下がるスズキ フロンクス。見た目は文句なしにスタイリッシュだが、家族で使うなら気になるのが後席の広さだ。2025年9月の商品改良後も基本寸法は変わらない。クーペSUVの格好よさと、日常で困らない居住性は両立できているのか?
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】意外にも広いフロンクスの後席がコレ! シートもオシャレだぞ!(6枚)画像ギャラリー全高1550mmでも足元にはしっかり余裕あり
フロンクスのボディサイズは全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mm。室内寸法は長さ1975mm×幅1425mm×高さ1200mmとなる。背の高いSUVではないが、2520mmのホイールベースを生かし、後席の足元空間をしっかり確保した。
前席の下につま先を入れやすく、大人2人が座るなら膝まわりにも余裕を感じやすい。子どもを乗せる普段使いはもちろん、大人を後席に迎えるドライブにも対応できる広さだ。全長4m未満のクーペSUVとして考えれば、想像以上に実用的である。
ただし、ルーフが後方へ下がるデザインだけに、頭上の開放感は背の高いSUVに及ばない。室内高は1200mmあり、極端に窮屈というわけではないものの、背の高い大人は頭上空間や乗降時の頭の通しやすさを実車で確認したい。
家族向け装備は充実! ただし5人フル乗車は要確認
後席には運転席・助手席のシートバックポケット、左右ドアのドリンクホルダーに加え、USB Type-AとType-Cを1口ずつ装備。スマートフォンやゲーム機器を充電しながら移動でき、子どもを乗せる長距離ドライブで重宝する。
さらに足元へ温風を送るリアヒーターダクト、後席2名分のi-Size/ISOFIXチャイルドシート対応取付装置、リアドアチャイルドプルーフも標準装備。6:4分割可倒式リアシートを使えば、家族を乗せながら長い荷物を積むことも可能だ。5名乗車時の荷室容量は通常210L、ラゲッジボードを外せば290Lまで広がる。
一方、室内幅1425mmのため、後席へ大人3人が並ぶと余裕たっぷりとはいかない。チャイルドシートを2台装着した状態で中央席を使いたい家庭も、実車で横方向の余裕を確かめるべきだろう。
フロンクスの後席は、ミニバンのような広大さを競う空間ではない。それでも大人2人や子どもを乗せる4人家族なら、足元の広さと快適装備は十分。格好いいクーペスタイルを諦めず、家族でも現実的に使える絶妙なパッケージだ。
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