トヨタ アクアの魅力をひと言で表すなら、やはり低燃費だろう。2026年型でその頂点に立つのが、249万7000円のX。上級グレードより装備はシンプルだが、WLTCモード34.3km/Lという数字は強烈だ。価格と燃料代を抑えて毎日使うなら、実はXこそ最もアクアらしい選択ではないか?
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】GRスポーツもカッコいいけど、ノーマルでも十分イケメン(5枚)画像ギャラリー3つの走行モードすべてで燃費がいい!
X 2WDのWLTCモード燃費は34.3km/L。内訳も市街地34.2km/L、郊外36.5km/L、高速道路33.0km/Lと、どこか1つのモードだけで数値を稼いだわけではない。買い物から通勤、長距離ドライブまで、幅広い使い方で低燃費を期待できる。
GとZは33.6km/L、GR SPORTは30.7km/Lなので、Xがアクアで最も燃費のいい市販グレードだ。車両重量も1120kgと軽く、Gより10kg、Zより30kg軽い。
しかも、燃費のために動力性能を削った仕様ではない。1.5Lエンジンは91ps、フロントモーターは80ps/141N・mで、GやZと共通。滑らかなモーター発進や、アクセルを戻した際の減速力を強める「POWER+」モードも楽しめる。燃費と走りを両立するアクア本来の持ち味は、そのままなのだ。
249万7000円でも装備はもう“廉価版”じゃない
Xの価格は249万7000円で、Gより19万0300円安い。15インチスチールホイール、ウレタンステアリング、2スピーカーなど、見た目や触感は割り切られている。ブラインドスポットモニターや後方接近車両に対応するパーキングサポートブレーキも標準ではないため、安全装備を重視するならGが選びやすい。
それでも、Toyota Safety Sense、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロール、電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド、前後方ドライブレコーダーを標準装備。7インチ液晶メーターと8インチディスプレイオーディオも備わり、日常で困るほど簡素ではない。
さらに2026年改良では、前席がヘッドレスト別体型の上級ファブリックシートへ進化し、後席にはカップホルダー2個付きセンターアームレストも追加された。最廉価グレード特有の我慢は、かなり減っている。
豪華さならZ、装備バランスならG、走りならGR SPORTだ。しかし、アクアに低燃費、買いやすさ、街なかでの扱いやすさを求めるならXが本命。34.3km/Lという看板性能を最も濃く味わえる、いちばん“アクアらしい”グレードだ。
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