2026年6月に商品改良を受け、先行車発進通知や接近時アンロック、降車時オートロックを採用したアウトランダーPHEV。そのなかでも豪華さを極めたPエグゼクティブパッケージは、5人乗りで670万100円だ。Pとの価格差に見合う価値があるのか、装備から検証しよう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、三菱自動車
【画像ギャラリー】670万100円でも選ぶ価値あり!? アウトランダーPHEVのPエグゼクティブパッケージを検証!!(23枚)画像ギャラリーPより28万500円高い理由はシートとオーディオ!
Pエグゼクティブパッケージの価格は5人乗りが670万100円、7人乗りが679万1400円。Pよりいずれも28万500円高い。84万円のCEV補助金を単純に差し引けば、5人乗りは586万100円、7人乗りは595万1400円となる。ただし補助金は購入時の値引きではなく、申請条件や保有義務がある点には注意したい。
価格差の中心は室内の仕立てだ。Pのレザーシートに対し、Pエグゼクティブパッケージはブリックブラウンのセミアニリンレザーを採用。ブラックの天井と組み合わせ、明るいだけではない重厚な空間を作り出す。
さらに前席パワーシートには、ランバーサポートを断続的に作動させて腰部を刺激するリフレッシュ機能を追加。長距離移動が多い人には、カタログ上の豪華さ以上にありがたい装備となりそうだ。
走りはPと同じ! それでも音と空間には価値あり
もうひとつの目玉がDynamic Sound Yamaha Ultimateだ。Pに標準のPremiumは8スピーカーだが、Ultimateは12スピーカー+デュアルアンプ。フロント3way構成に加え、車速やワイパー、エアコンの作動状態に応じて音を補正する。停車中だけでなく、走行中にいい音を楽しむための本気仕様だ。
一方、ツインモーター4WDやS-AWC、EV走行換算距離102km、WLTCモード燃費17.2km/LはPと同じ。ヘッドアップディスプレイ、3ゾーンエアコン、前席ベンチレーション、リアシートヒーターもPに備わる。走りや基本的な快適性だけを求めるなら、Pで十分なのも事実だ。
結論として、Pエグゼクティブパッケージは万人向けの買い得グレードではない。しかし、上質なシートと最上級オーディオを後付けでは得にくい価値と考えれば、28万500円差は決して高すぎない。移動時間そのものを楽しみたい人には、670万円級でも選ぶ理由がある1台だ。
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