シガーソケットがドライブレコーダーやETCで埋まっている……そんな車内の電源不足に注目したいのが、MAXWINの「OBD-USB01」だ。OBDポートに挿すだけでUSB Type-AとType-Cを増設できる、その使い勝手をチェックする。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
【画像ギャラリー】MAXWIN「OBD-USB01」が注目! 車のUSB不足を解消(7枚)画像ギャラリーシガーソケットを使わずUSBを2ポート増設! OBD-USB01の実力
スマートフォン、タブレット、ドライブレコーダー、ETCなど、いまのクルマは電源を必要とする機器が多い。ところが、車内で電源確保に使われることの多いシガーソケットは、すでに別の機器でふさがっていることも珍しくない。
そこでMAXWINが提案するのが、OBDポートを電源として活用する「OBD-USB01」である。2026年8月7日に発表・販売開始された製品で、運転席足元のOBDポートに本体を差し込むだけでUSBポートを2口増設できる。工具や設定アプリを必要としない手軽さがポイントだ。
OBDポートを活用して「電源不足」を解消
「USBポートがもうひとつ欲しい。でもシガーソケットは空いていない」というユーザーにとって、OBD-USB01の発想は分かりやすい。
本体にはUSB Type-AとUSB Type-Cを各1ポート搭載。Type-Aは最大18W、Type-Cは最大27Wに対応している。スマートフォン2台を同時に充電したり、スマートフォンとタブレットを組み合わせたりと、複数機器への給電に対応する。
ただし、ここは購入前に覚えておきたいポイントだ。2ポートを同時に使用する場合、出力は5V/3Aに制限される。つまり「Type-A最大18W+Type-C最大27Wを常時同時出力」という仕様ではない。急速充電を重視する場合は、1ポート使用時と2ポート使用時で条件が異なることを理解しておきたい。
取り付けもシンプルだ。OBDポートに本体を差し込み、USBケーブルを接続すれば使用できる。専用アダプターやアプリによる設定は不要で、取り外しも簡単としている。リリースではレンタカーや社用車での利用にも触れられており、必要なときだけ装着したいユーザーにも使いやすい構成といえる。
もうひとつ面白いのが、本体にアルミ合金を採用している点だ。車内は季節によって温度環境が大きく変化するが、OBD-USB01の動作温度は−10~65℃。真夏の炎天下から冬場までを想定した仕様になっている。
さらにUSB端子には防塵キャップを備える。使わないときに端子を覆えるため、ホコリや異物の侵入を抑える設計だ。車内で常時むき出しになりがちなUSB端子だけに、こうした細かな配慮は実用面で効いてくる。
本体サイズは24×36×46mm、重量は約300g。入力は12-24Vで、Type-Aは5V/3A、9V/2A、12V/1.5A、Type-Cは5V/3A、9V/3A、12V/2.25Aという出力仕様となっている。
一方で、OBDポートは車種によって位置や仕様が異なるため、実際に使用する際は自車のOBDポートの位置や対応状況を確認しておきたい。リリースでは「運転席足元」のOBDポートを利用する製品として紹介されているが、すべての車種で同じ使い勝手になるとは限らない点には注意が必要だ。
それでも、シガーソケットを別の機器に使いながらUSB電源を追加できるというのは、車内の電源環境を整理するうえで魅力的なアプローチである。
とくにスマートフォンをナビ代わりに使う人や、同乗者の端末を充電する機会が多い人にとって、USBポートの数は意外と重要だ。「充電したいのに空いている端子がない」という小さなストレスを、OBDポートという既存の車載設備を使って解決するのが、この製品の狙いといえる。
カー用品は大がかりな装着作業が必要になるほど導入のハードルが上がる。その点、OBD-USB01は「差し込むだけ」というシンプルさが最大の武器だ。車内の電源事情に悩んでいるなら、シガーソケット以外にも電源を確保する方法があることを覚えておいて損はないだろう。









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