KONDOレーシングの56号車「日産メカニックチャレンジGT-R」。日産自動車大学校の学生、そして日産販売会社のメカニックが参加する取り組みだが、超ハイレベルな学びの場が広がっている。今回の鈴鹿の戦いは予想などできない超目まぐるしいレース展開。一体どうなった?
文:ベストカーWeb編集部/写真:SPJ-JS
日産自動車大学校の学生が即日アップしたレポートをご覧ください!
【画像ギャラリー】やっぱりかっこいいぜGT-R!! 学生もディーラー整備士も大奮闘の5位入賞(4枚)画像ギャラリーまさかの予選タイム剥奪で厳しい展開か?
朝晩は秋風を時折感じるとはいえ、気温30℃を超える夏日の鈴鹿サーキット。KONDOレーシング56号車「リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R」は予選18番手。ただこの18番手は予選のトラックリミットをオーバーしたことで、ベストラップを剥奪された結果。
モータースポーツに「たられば」を言っても仕方がないことだが、56号車のポテンシャルとしては予選10位を狙えたもの。チームとしても、ファンとしても、10位から18位へのランクダウンは非常に残念な結果だろう。
しかしながら日産メカニックチャレンジの応援エリアを訪れた近藤真彦監督は「マシンの状態はめちゃくちゃいいので、今日はシングルフィニッシュを目指していきますよ。チャンピオンも見えてくるから、バンバンいきます!」とイケイケなご様子。
「56号車劇場」は鈴鹿で新章を見せる?
決勝がスタート。「振り返れば56号車がいる」とも言われるほどの「56号車劇場」がスタートすると思ったが、やはり18位からのスタートはなかなか厳しいものがある。チーム関係者に聞くと「クルマのポテンシャルはもともとありました」と自信を見せる。
前述したように本来なら10番手前後を狙える手応えがあったものの、レースペースそのものがライバルを圧倒していたわけではない。通常の展開であれば、よくて10番手前後が現実的だった。
「正直、5番手まで上がれるとは誰も想定していませんでした。ラッキーな部分も大きかったです」
チームからすればこれは本音だろう。同じ車種勢との比較でも十分なペースを見せており、マシンとドライバーの仕上がりには確かな手応えがある。
今回の結果でランキングでも暫定で首位に立ったようだが、チームの視線はあくまでシーズンの最後に向いている。
大事なのは最終戦が終わった時に1位でいることだ。今後はウェイトなどによって、さらに厳しい戦いも予想される。まずは着実にポイントを積み重ね、そのうえで今回のようなチャンスを確実にものにしていく。その積み重ねがタイトル争いの鍵になりそうだ。
この環境下で学びを得られるなんて、超貴重な体験をできるなんて、同じクルマ好きとして羨ましい限り。








コメント
コメントの使い方