「人と同じクルマには乗りたくない」なら、どんな国産車を選ぶべきか。車を運転する男女500人への調査で、個性的でおしゃれ、珍しくて人と被らなさそうな国産車ランキングが判明。1位は日産フェアレディZだった。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
フェアレディZ、GT-R、センチュリー……「人と被らない国産車」の共通点とは?
クルマ選びで「燃費」「価格」「使い勝手」などを重視する人がいる一方、「せっかく買うなら、人とは違うクルマに乗りたい」という人も少なくない。では、世間のドライバーはどんな国産車を「個性的でおしゃれ」「珍しくて人と被らなさそう」と感じているのか。
株式会社NEXER Groupとグーネット中古車が、車を運転する全国の男女500人を対象に実施したアンケートで、その答えが見えてきた。調査期間は2026年7月27日~8月3日。今回は「もっとも個性的でおしゃれ・珍しくて人と被らなさそう」と感じる国産車を1車種選んでもらっている。
1位はフェアレディZ! スポーツカーが強い理由
堂々の1位に選ばれたのは、日産フェアレディZ。28票を獲得した。回答には「乗ってる人が少ないイメージ」「派手でこだわりがありそう」「ダントツで個性的」といった声が並んだ。
さらに「これまで走っているところを見たことがない」という声もあり、存在感の強さだけでなく、街中で見かける機会の少なさも「人と被らない」という印象につながっているようだ。
2位はトヨタ・ランドクルーザーで22票。「あまり見かけない」「個性的な形」といった意見に加え、「日本の道路事情に合わない巨体」という声も。大型車ならではの圧倒的な存在感が、個性として受け止められている。
3位には日産スカイラインGT-Rが21票でランクイン。「レジェンド」「憧れ」「国産最高峰の性能」「独自性が高くスポーティー」といった言葉が並び、単なる珍しさではなく、クルマ好きの記憶に残るブランド力が評価されていることがうかがえる。
そして4位は、日産GT-Rとトヨタ・センチュリーが19票で並んだ。
GT-Rについては「外車っぽい」「憧れ」「スポーツカーだから被らない」「普段乗りで乗っている人をあまり見かけない」といった回答。一方のセンチュリーには「レトロ」「偉い人が乗る車」「買える人が少ない」といったイメージが寄せられた。
面白いのは、この2台がまったく異なる方向性で「個性的」と認識されていることだ。GT-Rはスポーツカーとしての存在感、センチュリーは格式や独特の雰囲気。つまり「人と被らない」という価値は、必ずしも派手なデザインだけから生まれるものではない。
6位以下も実に興味深い。レクサスLSが17票、マツダRX-7が15票、日産スカイラインが14票、トヨタGRスープラとダイハツ・コペンがそれぞれ13票となった。
ここで注目したいのがRX-7とコペンだ。RX-7には「絶版車だから」、コペンには「今は製造していないから」という回答がある。つまり「現在、新車として普通に選べるかどうか」だけではなく、街で見かける頻度や、そのクルマならではの歴史も「希少性」の印象を左右している。
今回のランキングを眺めると、上位にはスポーツカー、高級車、大型SUV、そして個性派モデルが目立つ。
共通しているのは、「誰もが日常的に選ぶクルマ」とは少し違うことだ。フェアレディZやGT-Rのようなスポーツカーは趣味性が高く、ランドクルーザーは圧倒的なサイズ感、センチュリーは独自の格式を持つ。RX-7やコペンのように、現在では新車での選択肢が限られるモデルも含まれている。
だからこそ、「人と被らないクルマ」を探すなら、単純に珍しい車種を探すだけでなく、自分が何をもって「個性的」と感じるのかを考えてみるのも面白い。
なお、今回の調査はあくまで500人を対象としたアンケートであり、実際の販売台数や街中での遭遇率を示したランキングではない。この点は押さえておきたいところだ。
とはいえ、フェアレディZ、ランドクルーザー、スカイラインGT-R、GT-R、センチュリーと並ぶ顔ぶれを見ると、「人と違うクルマに乗りたい」という気持ちが、単なる奇抜さではなく、クルマそのもののキャラクターや物語を求める気持ちと結びついていることが見えてくる。
そして、個性的なクルマを探すうえでは中古車という選択肢も面白い。今回ランクインしたRX-7など、現在では新車で手に入れにくいモデルも含まれているからだ。自分だけの一台を探すなら、新車だけでなく中古車まで視野を広げることで、選択肢は大きく変わってくるだろう。

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