日野自動車は8月26日、中型トラック「レンジャー」を一部改良し、2026年モデルとして発売した。パワートレーンの集約とともにシャシー架装性の向上を図り、安全装備も大幅に拡充した。併せてラインナップを再編している。なお、アーチオングループの統合プラットフォーム戦略第1弾として、三菱ふそうトラック・バスに対し同車ベースのふそうブランド車も供給する。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/日野自動車、フルロード編集部
240PSエンジンへ集約して安全機能を充実
今回発表されたレンジャー2026年モデルの積載量4~9.2トン車型では、エンジンをこれまで6段AT車用として設定していた5.1リッター直列4気筒・A05C-TE〈A5-V〉(最高出力240PS/2300rpm・最大トルク81kgm/1400rpm)に一本化した。トランスミッションもオーバードライブ付6段マニュアルを標準とし、自動変速機はアリソン製6段トルコンATを一部車型に設定する形へと再編している。
改良では、新しい安全装備として『標識認識システム』を標準装備した。道路交通標識(制限速度、進入禁止など)をカメラで検知、メーター内に表示する機能で、速度超過時には警告音を発することにより、ドライバーに注意を促す。
同システムにはアダプティブクルーズコントロール機能(スキャニングクルーズII)と連携する『標識連動型車速制御システム』も実装し、クルコン設定速度が標識制限速度を超えている場合はドライバーに再設定を提案、ステアリングスイッチ操作でドライバーが承認すれば、法定速度内でのACCを継続する。また、ドライバー自身が制限速度を設定する『FSリミッター』とも連携する。

