新型ランドクルーザー“300”に、モデリスタのカスタマイズアイテムが登場した。「Refined Presence」をテーマに、専用エアロや20インチ鍛造アルミホイールなどを設定。さらにKINTOではカスタム済み車両も扱うという。ランクル300をどう仕上げるか、注目の内容をチェックしたい。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
改良型ランクル300の存在感をさらに引き立てるモデリスタ
トヨタの新型ランドクルーザー“300”に、モデリスタブランドのカスタマイズアイテムが登場した。2026年9月16日に株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメントが発表したもので、コンセプトは「Refined Presence(リファインド プレゼンス)」。ランクル300がもともと持つ堂々とした存在感に、先進性や風格を組み合わせたアーバンスタイルを提案する。
ランクル300といえば、悪路走破性を意識した骨太なSUVである一方、その大きなボディを生かした存在感も魅力のひとつ。今回のモデリスタは、そのキャラクターを大きく変えるというより、都会的な方向へ磨き上げるアプローチといえる。
外観の中心となるのが、フロントスポイラー、リヤバンパースポイラー、オーバーフェンダー、ルーフスポイラー&ウィングレットからなるエアロパーツセットだ。
フロントスポイラーは、ヘッドランプ下からバンパー下端までをブラックアウトした意匠とし、フロントフェイスに上下方向の一体感を演出。台形を思わせる構えによって、ランクル300の堂々としたスタンスをさらに強調している。
リヤバンパースポイラーもフロントと呼応する台形基調のデザインを採用。中央部をブラックアウトすることで、力強さと上質感を両立させた。また今回のモデルでは、ヒッチメンバー装着車にも対応可能となっている点もポイントだ。
オーバーフェンダーはホイールアーチを強調し、SUVらしい力強いプロポーションを演出。ルーフスポイラー&ウィングレットは連続性のある造形とすることで、リヤビューをより伸びやかに見せる狙いだ。
つまり、派手に形を変えるというより、ランクル300が持つ「大きさ」「力強さ」を各パーツの面構成とブラックアウトで整理し、都会的な雰囲気へ持っていくのが今回の方向性なのである。
20インチ鍛造ホイールなど細部までコーディネート
足元には20インチ鍛造アルミホイールセットを設定。ブラック×ポリッシュの仕上げで、外周へ広がる特徴的な面構成を採用している。鍛造ならではの精緻な造形も特徴で、エアロパーツだけでなくホイールまで含めて統一感を持たせられる。
価格は、20インチ鍛造アルミホイールセット(セキュリティロックナット付き)が1台分93万3900円。なおタイヤは含まれず、標準装備のタイヤを使用できる設定となっている。
エアロパーツセットは、素地仕様が50万500円、純正カラー塗装済みが54万6700円。フロントスポイラー、リヤバンパースポイラー、オーバーフェンダー、ルーフスポイラー&ウィングレットをまとめて装着できる。
このほか、サイドステップメタルプレートやリヤバンパーステップガード、IR(赤外線)カットフィルム、LEDスマートフットライト、ラゲージLEDなども用意される。特にリヤバンパーステップガードは、荷物の積み降ろし時に傷が付きやすい部分を保護しながら、金属調の加飾で質感も高めるアイテムだ。
単なるドレスアップだけではなく、夜間の乗降やラゲージ周辺の照明、日差し対策など、実用性を意識したアイテムまで揃えている点は面白いところである。
一方で、エアロパーツを装着すると路面とのクリアランスが狭くなり、縁石や段差などと干渉する場合がある。また、牽引フックを使用する際にはフロントスポイラーの取り外しが必要になる場合もある。ランクル300らしくアウトドアや牽引用途を重視するオーナーは、このあたりを事前に確認しておきたい。
さらに、アルミホイールについては、走行音や乗り心地、操縦安定性などが標準状態と異なる場合があり、タイヤチェーンが使用できない場合もあるとされている。見た目だけでなく、自分の使い方に合うかを確認して選ぶことが重要だ。
そしてもうひとつ注目したいのがKINTOだ。個人・法人向けのサブスクリプションサービスでは、今回のカスタマイズパーツをパッケージ装着した新型ランクル300を取り扱う。任意保険、自動車税、メンテナンス費などを含めた月額利用料で利用する仕組みなので、「ランクル300に乗りたいが、カスタムまで含めた購入費用が気になる」というユーザーにとって、新しい選択肢になりそうだ。
ランクル300のカスタムといえば、これまでもさまざまな方向性が考えられてきた。しかし今回のモデリスタは、エアロ、ホイール、加飾、照明までをひとつの世界観でまとめているのが特徴。愛車の存在感をさらに高めたいオーナーにとって、純正系ブランドならではのまとまりを狙えるアイテム群といえるだろう。

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