2026年5月登場のホンダ スーパーONEは、往年のシティ ブルドッグを彷彿させるBEVだ。このスーパーONEとよく似たキャラクターを持つエンジン車がホンダ N-ONE RS。走りの楽しさを味わえるコンパクトなホンダ車同士の対決開始!!
※本稿は2026年9月のものです
判定・文:松田秀士/写真:ホンダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年10月10日号
往年のアノ車を彷彿させる2台
この2台には自分の歴史を感じずにはいられない。私は昭和の昔ホンダ Z乗りで、1984年にはシティターボ・ブルドッグレースにも参戦した。
そう、N-ONE RSはZですよ! ダッシュから生えるシフトノブは空冷Zと同じレイアウト。しかもこれが面白い! ターボを6000rpmまで回した時の図太いトルク感と抜けのよさ。やっぱり「エンジンのホンダ」、力があって気持ちイイ。
一方のスーパーONEは、ブルドッグを思い出させるエクステリア。あんなじゃじゃ馬なトールボーイは他になかった。N-ONE e:のプラットフォームを流用し、ホイールベースは同じながらトレッドを拡大。テレスコがなく、ベストなドラポジを取りにくいのは両車共通だ。
EVであってもしっかりとスポーツを楽しめる!
スーパーONEはフロントストラットのロアアームを延長、しかもアルミ製。これによってロールセンターも変化する。さらにEVバッテリー搭載で重心が低くなり、足は硬め。路面の継ぎ目は結構拾うが、伸び側は緩くロール感もある。でも、それがスポーツらしさでもある。
ブーストモードでは突然パワフルになり、疑似エンジン音も響く。ブルドッグにも一時的に過給圧を高めるスクランブルブーストがあった。ホンダは歴史を大切にしているのだ。
で、どっちを選ぶ? 私はN-ONE RS。軽の枠に合わせて専用設計されたプラットフォームの素性がよく、クラッチを踏み、気持ちいいシフトを操り、各ギヤで変わるハンドリングを味わえる。ドライビングの勉強にもなる。補助金でスーパーONEが安くても、1年以上待つなら、私は断然こっちです。
●採点チェック!
・ホンダ N-ONE RS(6MT)
○外観の質感の第一印象:8.5点 ○インテリアの質感:7点 ○出足加速の力強さ:7.5点 ○走りの軽快さ:8.5点 ○ハンドリングの正確性:8点 ○乗り心地の質感:7.5点 ○買って満足する度:8点
・ホンダ スーパーONE
○外観の質感の第一印象:9点 ○インテリアの質感:8点 ○出足加速の力強さ:8点 ○走りの軽快さ:7.5点 ○ハンドリングの正確性:8点 ○乗り心地の質感:6.5点 ○買って満足する度:7.5点
スーパーONEはEVでありながらホンダらしい遊び心と走りの楽しさが光る。一方、操る楽しさとクルマとの一体感ではN-ONE RSが一枚上。僅差だがN-ONE RSに軍配が上がる。
【画像ギャラリー】N-ONE RSとスーパーワンはどっちが好み!? ホンダのスポーツモデル2台を写真で見比べよう!(20枚)画像ギャラリー






















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