2018年はトヨタがクラウン新型クラウンを発売するなど大物の新車が控えている。本記事では、先日公開した3大メーカーの動向に続いてスバル、マツダ、スズキ、三菱、ダイハツの今年デビューする新車をメーカーごとに一挙公開。
自動車ライター遠藤徹氏が、ディーラーに直接足を運び、つかんだ情報をもとに解説する。スズキは、ついにジムニーを20年ぶりにモデルチェンジさせる。
文:遠藤徹/写真:編集部
スバルはSUVのフォレスターを新型へ!
スバルは9月にフォレスターをフルモデルチェンジする見込み。
次期型はエクステリアこそキープコンセプトだが、中身は大幅に変更し、クォリティアップ、走りのポテンシャルアップ、安全性の向上を図る。
プラットフォームは新開発の「スバル グローバル プラットフォーム(SGP)」を採用。パワーユニットは、新開発の水平対向直噴2L、NA&ターボエンジンを搭載。全車フルタイム4WDで、トランスミッションにはCVTと6速MTを用意する。
〈編集部補足〉
フォレスターの登場時期に関しては「4月発表、6月発売」との情報もあり流動的。また、2017年の米ロサンゼルスショーで発表された3列シートの大型SUV、アセントに関しては、当初日本導入のうわさもあったが、現時点で日本導入の可能性は低いようだ。
三菱は待望のブランニューモデル登場!
三菱は3月上旬に新型SUV「エクリプス クロス」を発表、発売する。
アウトランダーとRVRの中間に位置するクロスオーバータイプ。エンジンは1.5Lターボのみ。2WD、4WDをラインアップ。8速CVTのトランスミッションを採用。
車両本体価格は253万2600〜309万5280円。1年後にも2.2Lクリーンディーゼル車を追加設定する予定だったが、当分の間先送りとなっている。
〈編集部補足〉
このほか、12月には新型eKワゴンが登場する見込みだ。
スズキは20年ぶりにジムニーを刷新
スズキは、7月にジムニーを20年ぶりにするフルモデルチェンジする。
追って発売される新型ジムニーシエラとともに、新開発のプラットフォームと基本コンポーネントにより「世代交代」といえるモデル。4WDとしてのラフロード走破性を進化させるため、どちらもラダーフレーム構造を継承し仕立てる。
エクステリアデザインは、角張った直線基調の背の高い3ドアSUVレイアウトを採用。フロントは丸型2灯式ヘッドランプ&サイドフォグランプに縦型メッキグリルの組み合わせ。リアは背面タイヤを装備する。
ジムニーシエラは、ワイドフェンダー&大型前後バンパーで小型車サイズに仕立てる。パワートレーンはジムニーが660ccターボ、シエラは1.2LのNAエンジンを搭載する。
〈編集部補足〉
新型ジムニーシエラは、軽のジムニーから遅れて2019年に発売予定だ。
コメント
コメントの使い方