他人と違うと不安になり、他人と同じだと安心する“右へならえ”の意識が強い日本人。しかし、ここではそんなことを微塵も感じさせない高いオリジナリティとフロンティアスピリットによって大きな注目を集めた(集めている)、唯一無二さがキラリと光るクルマを厳選。国産車は没個性的……では決してないのだ。
文/FK、写真/スバル、ダイハツ、トヨタ、マツダ、FavCars.com
【画像ギャラリー】一芸一能のクルマが絶対お得!(20枚)画像ギャラリーファッション感覚で楽しめるコペンの”ドレスフォーメーション”
樹脂外板を着せ替えることができる“ドレスフォーメーション”という驚きの内外装着脱構造を採用したのが、“感動の走行性能と自分らしさを表現できるクルマ”をコンセプトに登場した2代目コペン。
外板を13個の樹脂パーツの集合体ととらえ、クルマを購入した後にデザインが変えられる画期的なシステムがドレスフォーメーションであり、一部の部品だけでなくクルマ全体で着せ替えができる新しい楽しさを実現したものだ。
コペンにはRobe、XPLAY、Cero、GR SPORTという4つの異なるデザインが存在するが、ドレスフォーメーションではRobeとCeroのパーツセットをラインナップ。RobeからCeroへ、またはCeroからRobeへのスタイルチェンジが可能なだけでなく、フロントだけ、リアだけの着せ替えも可能で4つのスタイルバリエーションが楽しめるのだ。
服をコーディネイトする感覚でいつでも自由に外装の形や柄、空力特性が変えられるなんて魅力だと思わない?
MAZDA3とCX-30は国産乗用車唯一のスーパーチャージャー搭載車両
クランクシャフトの回転を利用して機械的に空気を圧縮して送り込むスーパーチャージャー。過去には日本でも多くのスポーツカーに採用されていたが、現在、国産乗用車でスーパーチャージャーを採用するのはMAZDA3とCX-30だけ。
しかも、両車が搭載する次世代ガソリンエンジン“SKYACTIV-X”では高出力獲得のためにスーパーチャージャーを使用するのではなく、マツダ独自の燃焼方式である火花点火制御圧縮着火(SPCCI)の安定化を図るべく燃料を薄くするため、もっと端的に言えば燃費を良くすることが目的。
ひと口にスーパーチャージャーと言っても、目指すべき方向性が昔と今では異なるというわけだ。それゆえにSKYACTIV-Xではスーパーチャージャーという表現は行わず、高応答エアサプライと称されている。
SKYACTIV-Xはガソリンエンジンの伸びの良さにディーゼルエンジンの優れた燃費・トルク・レスポンスを融合した革新的なエンジンなだけに、一度は体感したい人も多いのでは?
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